こんにちは
12月も半ばに差し掛かり、3年生は実習に向けての準備、4年生は国家試験に向けての勉強をする姿が見られるようになってきました
我々教員も負けてられませんね
フランスのサッカー指導者ロジェ・ルメールは「我々は学ぶことをやめたときに、教えることをやめなければならない」と言ってます
ごもっとも 常に学ばないといけませんね
最近出会った論文から
日常生活はもちろん、野球やバレーボール、ハンドボールなどのスポーツをする上で重要な「回旋筋腱板」という筋が肩にはあります。それが肩の中でぶつかったり、引っかかったりして傷むことがあります。
しかし、傷む原因はそれだけではないみたいです。腱板が傷つくとその周りの傷ついていない部分のミトコンドリアからあるタンパク質が放出され、タンパク質を分解する酵素と共に、アポトーシスといって、「細胞の自殺」といわれる現象を引き起こします。
ようするに傷んだ場所以外の細胞が勝手に自殺してしまうのです。ですから、ぶつかったり、引っかかったりしていないのにも関わらず、傷んでいない部分の筋肉が傷んでくるんですね。
ヒトの体は不思議だらけです。理学療法士はどうしても目に見える現象だけを意識しがちです。こういった細かな部分も頭に入れながら、ヒトの奥深いところまで考えて意識していけるようになればいいですね
教員 しょうちゃん