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さて、2022年度より始まる本学科の2023年度生入学試験選考方法の一部が大きく変わりました。
入試区分のうち、前期・後期AO試験と公募推薦入試及び一般入試がその対象です。
総合型選抜の全体像を知りたい方はコチラ→#2
HPや募集要項に記載されている選考方法には、
小論文+総合型選抜(グループワーク+基礎知識検査+個人面接)と記載されています。
【小論文】
一般的には、ある事象に対して現状を客観的に把握し、
自身の考えを論理的に述べることができるか?
基本的な文章能力は有しているか?などが問われるものです。
おおよその基準は一般的な理解と大きく変わりませんが、
この小論文のテーマが次の総合型選抜のグループワークに大きく影響します。
出される課題について「よく調べ」「よく考え」自身の意見をまとめるようにしてください。
※小論文は、入学試験当日までに自宅で作成→郵送にて提出いただきます。
【総合型選抜】
- グループワーク
入学試験受験者で数名の小グループを作り、そのグループで小論文のテーマをお題に、ディスカッションを行なって頂きます。
ディスカッションを通じて、
・自身の意見を述べる能力を有しているか?
・相手の意見を聞き理解する能力を有しているか?
・共感的態度を持った他者への接し方ができるか?
・客観的視点でグループを見る力を有しているか? など
集団の中で皆さんの個性や能力をどのように発揮できるか?を見せてください。
※少し読んでみてください。グループワークの重要性についてはコチラ→#4
- 基礎知識検査
実は、理学療法士になるためには、専門科目と呼ばれる科目を多く受講し単位取得をする必要があります。
そこには、聞いたことのない言葉や表現が数多く出てきます。
これらを学んでいく過程において、基礎学力(今まで勉強してきたこと)が必要になります。
国語や数学、社会や理科(物理や生物・科学)といった基礎のもと、専門科目を履修していくことになります。
ただし、この能力も一人間の一要素に過ぎないことを知っておいてください。
決して、基礎知識検査の点数が低いからといって、入学できないわけではありません。
この能力をカバーする他の能力を持ち合わせ、素晴らしい理学療法士になった卒業生が本校には数多くいます。
- 個人面接
小論文・グループワーク・基礎知識検査をもとに、個人面接を行います。ここでは、みなさんの夢や目標を聞かせて頂きます。
「理学療法士になることが夢」ではなく、
理学療法士になって、
「どんな場で活躍したいか?」「どんな大人になりたいか?」「どんな人を助けたいか?」を聞かせてください。
より具体的な夢や目標を持っている人が、
「4年間頑張れる原動力」を持っている人だと、私たちは考えています。
より具体的な目標や夢をもつには、理学療法士のことをよく調べ、
自身の人生プランをよく考えることが必要です。個人面接の対策は、正にこの作業が一番重要です。
そして、そんな皆さんの夢や目標を聞くことで、私たち教員はワクワクし、
みなさんの夢や目標を叶えるために一緒に頑張ろう!と思えるのです。