3日目は、我々が宿泊しているホーチミン市から約100km離れた農村地・タイニン省へ行きました。
まず道中で驚いたのは、鉄道の踏切は日本のような自動式のものではなく、職員さんが手動式で開閉するものでありました。
タイニン省リハビリテーション病院は、ベトナム戦争によって負傷した方々を支援するために設立された「平和村」と呼ばれる施設から始まった病院で、現在は7名の療法士を含めた61名のスタッフが在籍し、ここもまたベッド数50床に対し69名が入院している状況でした。
午後からは脳性麻痺児のお宅に伺い、訪問リハビリテーションのお手伝いをさせて頂きました。
ここもやはりリハビリテーションがかなり必要にも拘らず十分な支援を受けられていませんが、療法士のアドバイスをご家族が的確に受け入れ実施しているのが感じ取られました。
我々教員と学生が一体となって、ご家族のご質問に対して実演しながらアドバイスさせて頂きました。
専任教員 TATERU