新しい学年となり、2か月が経とうとしています。ゴールデンウイークも過ぎ、そろそろ『新人さん』は新しい環境に慣れてきた頃でしょうか?
さて、本校の『新人さん』と言えば1年生ですが、授業が始まった4月初旬頃はとてもおとなしく、出欠をとりに行くと「シーン」としていたのですが、今では「ガヤガヤ」しています。これは、まわりの席の人とコミュニケーションがとれ、たくさん友達ができた証拠でしょう。
生活習慣にも変化があったと思います。高校生までは、平日では毎日、朝から夕方まで授業があり、1コマ50分授業だったと思います。しかし本校では土曜日に授業があることも普通です。更に1コマ90分授業で、昼間部では授業が朝から夕方の時もあれば、午前のみや午後のみという日もあります。空いている時間は、アルバイトをしたり、勉強したり、人によって時間の使い方が様々です。
また、勉強内容も変わったと思います。理学療法士は医療従事者なので、ヒトの命を預かる職業です。そうすると、ヒトの身体のことを勉強しなくてはなりません。そこで基本となる学問が「解剖学」と「生理学」です。
簡単に言うと、
「解剖学」とは身体のつくりや形を学ぶ学問であり、
「生理学」とは身体の各部位のはたらきを学ぶ学問です。
今までとは違い、習ったことのないことをたくさん覚えなければならず、大変なことであると思います。
このように『新人さん』は新しい環境に置かれ、今までと変わったことがたくさんあることでしょう。しかし、新しい出会いと新しい経験により、人間は成長します。本校の『新人さん』も4年後には立派な理学療法士になってほしいものです。以上、昼間部1年生担任のハンバーグ大王でした。