先日、健康診断に行ってきました。
毎年なぜかドキドキします(;一_一) 普通に生活していると自分の身体内面について意識をしなくなりますが、この時期に限って気になって仕方がありません。
結果は・・・・・散々でした(-.-) ショックです。
コレステロールの値が高かったのです・・・。
普段変わらず、何事もなく毎日生活していますが、身体の中では色々と変化をしているわけです。
我々理学療法士は人の動きを観る専門家と言われます。そういう部分も当然あるとは思います。でも、あくまでもそういう側面です。人の内面も含めて全てをコーディネートすることが必要だと思います。内面の変化を把握し、科学的に理解できる必要があるとおもいます。
そもそもコレステロールとは何か?
ともすると「悪役」に吊るしあげられるコレステロール。どんな役割があるのか?
あらゆる生物の基本単位に「細胞」があります。その細胞は「細胞膜」という膜におおわれています。この膜がないと生体を維持する活動ができません。その細胞膜を構成する成分がコレステロールです。
ほかにも情報を伝える神経伝導に重要なミエリン鞘、身体の機能調整に必要なホルモンの原材料にもなります。
これだけ聞くと非常に重要な物質だと思いますね。そうです重要なんです。
コレステロール値が低いほうが良いと思われがちなコレステロールが低いとどうなるのか?
当然身体にも影響がでます。コレステロールが低いと免疫力が下がり、中には癌の発生との関係も言われています。
我々の仕事は人を1つの物差し、側面から見ていては決して人を治すことはできません。
今ある常識が必ずしも全て「正」だとは限らない。まだまだ知られていないからくりが人にはあります。それを追求しようとする志が人を治すことにつながるのだと思います。
教員I