「理学療法士の資格取得と学校選びのポイント」
理学療法学科のブログへようこそ!専任教員の川瀬です。本日は、理学療法士の資格取得と学校選びのポイントについて紹介します。
◆教育の質:
理学療法学科のカリキュラムと教育体制は、学校選びの最重要ポイントです。カリキュラムが充実していて実践的な内容であるか、専門的な知識と技術を身につけられる教育が行われているかを確認しましょう。ちなみに、本校は4年制で、卒業すると「高度専門士」の称号を付与されます。4年制の専門学校という専門的な分野に特化した学びで且つ、現場経験を多く積むことができ、大学卒業者と同等の学力がある者として、大学院の入学資格が与えられます。病院によっては、大学院への進学を強く勧められますし、生涯獲得賃金も変わってきます。
◆実習先の提携先:
実習は理学療法士の育成において重要な要素です。学校が提携している病院や施設が豊富で、実践的な経験を積むことができるかを確認しましょう。実習先での指導内容やサポート体制も重要なポイントです。本校の実習先は、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に実習先があります。将来は地元に帰って地域医療への貢献も可能です。
◆学費と奨学金:
学費は大きな負担となることがありますので、自分の経済状況に合わせて選びましょう。また、学校が提供する奨学金制度や助成金などのサポートがあるかも確認しましょう。なお、本校では、西宮市にある「永田整形外科」と提携し、医療就学支援制度というものがあります。午前中からお昼はこの整形外科で勤務し、お金を貰いながら経験を積むことができ、夕方以降学校に登校し、学校で学びます。この医療就学支援制度を使うと、免許取得後ある一定期間この整形外科で勤務する条件で、給与とは別に奨学金が支給されます。こういった制度を使って夜間部で学ぶ女子学生もおります。
理学療法士の資格取得と学校選びは、将来のキャリアに大きな影響を与える重要な要素です。
慎重に情報を収集し、比較検討を行うことが重要です。
最後に、自分自身の目標や志向性を考えましょう。理学療法士としてどの分野で活躍したいのか、どんな患者さんに寄り添いたいのかを明確にし、それに合った学校を選びましょう。学校のカリキュラムや専門分野に特化したプログラムがあるかどうかも確認し、自分の成長につながる環境を選択しましょう。
理学療法士の資格取得は長い道のりですが、適切な学校選びはその基盤となります。将来の成功に向けて、自分自身を最大限サポートしてくれる学校を見つけるために、是非じっくりと悩んでいただければと思います。