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日常生活(ブログ)

理学療法学科

「初心忘るべからず」

平成27年度も終わろうとしているこの時期。受験生の多くの方が受験を終え新しい進路が決定され、春の芽吹きと共にそれぞれ希望に満ちた学生生活を夢描いておられるところかと思います。

本学科では先日1年生が見学実習に行ってきました。理学療法を学び始めて1年、初めて臨床の現場に立つ緊張と不安がいっぱいの実習でした。多くの学生が慣れない現場で失敗をし注意を受けましたが、学内学習では得られない貴重な多くの体験と学習をしてきました。
世阿弥が能の上達のために伝えたとされる「初心忘るべからず」ということわざがあります。芸や習い事を向上させるためには、初めに思い立った気持ちを忘れてはいけないと解釈される人が多いようです。しかし、もっと深い意味があるようです。何事においても始めた頃は未熟であり、失敗や恥ずかしい思いをして、これではいけないもっと努力して上達したいと思う気持ちが大切であるとしています。さらに、何十年経験を積んできた事としても、驕ることなく自分はいまだに未熟者であると思い、まだまだ努力しなければいけないという謙虚で真剣な気持ち「初心」を持ち続けることが大切であると説いています。1年生の諸君にも今回の実習での自身の未熟さを知り、今しっかり勉強していこうとする「初心」を大切にしてほしいと思います。
これから新しい進路に進まれる皆さん。是非「初心」を忘れることなく、いつまでも自身は未熟者であると思い勉学に、スポーツに、仕事に努力し続けていただきたいと思います。

履正社医療スポーツ専門学校では、この春休み中もオープンキャンパスを実施します(3/26,3/27,3/28)。高校2年生・1年生の皆さん是非本校にお越しください。そして理学療法の面白みを感じ取っていただきたいと思います。
教職員一同皆さまのお越しをお待ちしています。
平成28年3月21日
記 小林

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