ブログ

2019.09.11
とうとうこの日がやってきた。第2学年(17期生)が入学後初めて経験した、臨床評価試験(オスキープログラム)の様子と、主任試験官、中谷功先生のエピソード。

こんにちは、田中です。

 

 

以下にある写真の風景は、1学年の教養科目と基礎医学を履修した、入学後始めての臨床評価試験、オスキープログラムでの受験風景です。
主任試験官(単位認定者)は中谷功先生。

 

 

中谷先生のうわさは、履正社柔整では代々受け継がれており、臨床評価にも教育指導にも厳しい先生だ。
先生は症例数の多い、上肢の骨折や脱臼の講義と実技を担任されており、自己が遭遇した現場の臨床談話や緊迫した処置法、回復療法など、症例の対応を想定した実技の授業も行われている。

 

 

エピソードを明かすが、実は中谷先生は野球経験者。
ご子息は滋賀県の公立進学校から、今年の選抜大会にもレギュラーで出場されている野球一家だ。
特に球技に関する、肩や肘、手首、腰部の損傷が専門で、厳しく見極められる。

 

 

さて試験風景を少し解説しよう。
オスキースタイルでの試験なので、試験会場の設定はバーチャルな空間を想定している。
具体的には、待合室→診察室→処置医療材料→指導管理(講術)の各ステップで患者役の学生を相手に対応の評価を受ける。

 

 

1枚目、2枚目は、術者(評価対象学生)なる学生が、待合室で来院時の状況を聞いている様子を中谷先生が評価している。
臨床評価の終了後に、口述検査(鑑別法や後遺症などの指導管 理を試問)を実施している状況だが、表情は厳しい。

 

 

 

 

3枚目、4枚目は、診察室で肘と肩の損傷に対する包帯固定の処置を、1年担任竹内先生(当日は評価対象学生の助手役)が厳しい目で評価している。

 

 

 

 

5枚目は、同じく診察室で問診および触診の診察を行っているのを、2年副担任兼臨床実習指導担当の森先生(当日は同じく助手役)が評価をされている。

 

 

 

 

2年生諸君、学科、実技とも単位認定試験がスタートした。

臨床評価実技試験の対策は、何日も前から校内でシュミレーションを行っている風景を見た。

 

 

実技試験は、時に極度の緊張で頭真っ白になったり、手先が震えてテーピングが巻けない者もいたが、評価の内容はともかく、無事終えることができた。

 

 

さあ、2年生は夏の実習も終わり、いよいよ来年2月、臨床評価実習だ。
今回の試験を参考に、ステップ・アップ・ステップで乗り超えようではないか。

健闘を期待している。

合わせて読みたい
2019年9月
« 8月   10月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
月間アーカイブ
タグ
  • NOW AND HERE 履正社卒業生の今。
  • 柔道整復学科専用Instagram
  • 柔道整復学科専用Twitter
  • 柔道整復学科のFacebookもチェック