柔道整復学科 教員紹介
本校は各学年に担当者を配置し、進路相談にアルバイト相談、そしてプライベートな事まで様々な相談を受けています。各学年担当者は、時には厳しく、時には温かく学生と接し、各学生が己の夢を現実のものとできるように学生と共に考えていきます。
さて、不定期ですが、柔道整復学科の教員紹介を随時行っていきます。
今回は、医療課程副校長兼柔道整復学科学科長の田中 雅博先生にインタビューいたしました。
聞き手:田中先生、まずは自己紹介をお願いします。
田中先生:性格は至って温厚、息子二人娘一人妻も一人、趣味は魚の穴釣り、秘湯めぐり、バイクライダー、酒には強いが情にゃもろい、柔整師の三世、自分は案外おしゃれだと思う(娘はダサイという)
受験生へ一言、『人生はかけ算だ、どんなにチャンスが回ってきても君がゼロなら意味がない、今だよ、向かってこいよ。』以上、こんな感じかな。
聞き手:ではスポーツで怪我はされましたか?
田中先生:柔整学生時代に全国柔道大会の選抜試合で右膝の捻挫をおこし苦労しました。
母(柔整師)に診てもらった結果、中程度の捻挫といわれました。膝の両側に3週間金具の固定を装具し何とも不自由でしたが、てきぱきとした治療に感動したのを覚えています。
他は心身とも至って健康です。
聞き手:では最後に「スポーツと私」ということで何かお話頂けませんでしょうか?
田中先生:わたしは、スポーツに限らず、物事を成すには
①目標②方針③内容④方法
を作成し、その上に立って、
⑤意欲⑥継続⑦忍耐
が大切だと思います。
いずれが欠けても大成しません。理想を言えば、その中に喜び、楽しさ、仲間とのコミュニケーション、絆、協力、協調などが生まれるとすばらしい結果をもたらします。
努力、練習は成り行きや思いつきでやっても、いい結果は現れません。
スポーツの目的には、勝利のため、コミュニケーションのため、リハビリのため、競技スポーツだけではなく、いろんな意味が込められていいと思います。いいえ、そうあるべきです。
年齢を問わず、スポーツは人間を成長させます。子供からお年寄りまで幅広く、いろいろなスポーツを通じて互いの人間を認め合うべきです。
ただ、能力を超えた練習でケガをしたり、人的ミスで不幸な結果を招くことないように指導者やリーダー、特に競技選手に対しては、柔整師のような国家免許を持ったスポーツトレーナーが指導監督することが不可欠です。
聞き手:本日はありがとうございました。