教員の青木です。昨日までボート競技ナショナルチームの合宿にて、トレーナーとして選手のサポートをしていました。今回の場所はボート競技の日本のメッカ「埼玉県・戸田」です。
今、選手たちはリオ(ブラジル)・オリンピックに向けての日本代表選考の時期(12月初旬に決定)で、緊張感あふれるピリピリしたムードの中、毎日ハードな練習をこなして頑張っています。
練習量もかなり増えていますので、大事な選考レースの前に負傷してしまわないように我々トレーナーも選手一人一人の訴えに耳を傾け、慎重にサポートしなければなりません。また、選手たちは精神的ストレスも強く、その影響によりコンディションを崩すケースもありますので、日々の会話の中で体調をはじめ、食欲や睡眠などの生活面も確認し、それぞれの選手に応じた言葉がけにも注意を払うように気をつけています。
トレーナという仕事は、コーチと連携を取り、選手がよりベストな状態で競技に取り組めるよう環境を整え、心身ともにサポートすること…
いろいろ大変なこともありますが、その分、選手たちが活躍した瞬間、その喜びもひとしおです。
履正社の授業では、トレーナーを目指す学生たちに、現場の雰囲気をたくさん伝えていきたいと思っています。
(あおきたかし)