こんにちは。
外国語学科の横田です。
今日もサクッと英文法クイズをやってきましょう!
今日は、仮定法を代表するともいえる【wish】について見てみましょう。
ずっと前に英会話のCMで、中学生の女の子が
I wish I were a bird!
という、フレーズを言っていたのを覚えている方はいらっしゃいますか?

日本語訳としては、「もし私が鳥だったらいいのになぁ」という意味ですよね。
ここでクイズです。
【望むこと】を表す表現には、【hope】もありますね。
【wish】との違いはご存じですか?
では、例文を見てみましょう!次の英文の違いは何でしょうか。
①I hope I can see him again.
②I wish I could see him again.
少し考えてみてください。
答えは写真の下です。
↓

①の日本語訳は、「彼にまた会えることを願っています。」
②の日本語訳は、「もう一度彼に会えたらいいのに。」
日本語にするとほぼ同じように感じますが、①のhopeが、話者は再び彼に会える可能性があると期待しているのに対して、②のwishは話者は再び彼に会えることを望んでいますが、その望みが実現する可能性は低いと考えています。
つまり、Hope” は現実的な希望を表し、その実現が可能性があることを示します。一方で、”Wish” は非現実的な願いを表し、その実現がほとんどあり得ないことを示します。最初の例のように、人間が鳥になることは非現実的ですよね。
では、次回もお楽しみに!