こんにちは。
ATコース教員の西川です。
先日からだんだんと寒くなってきました。
ものすごい寒波が迫っているとニュースを見ました。
寒暖差が大きくなると、風邪をひきやすくなるので、みなさん手洗いうがいを徹底してくださいね。
学内でもインフルエンザが流行しています。
マスクをつけることが義務付けられていた時、インフルエンザに感染した話はあまり聞きませんでした。
マスクをし、菌を広げないことも感染拡大防止には大切だと思います。
さて、先日『ATの仕事』で長野県にいっておりました。
USA Regionals 2023甲信越大会の救急救護を担当してきました。
種目は『チアリーディング』『チアダンス』です。
見たことがないという方が多いのではないでしょうか。
華やかな競技の裏、過剰な可動域を求められる競技動作によるスポーツ傷害や、バク転や高く飛ぶジャンプからの転倒による外傷が多くなります。
今回、私が求められたのは、大会の『救急救護』です。
怪我をした人の対応はもちろん、その後の搬送経路、搬送先の病院の確認、AEDや車椅子の位置確認、救急車を呼ぶ際の手順(大会開催体育館の事務員と打ち合わせする)などなど…
対応することはさまざまです。
そのため、事前の準備が大切になります。
今回は会場入りする前に確認事項をまとめておき、会場入りした後、確認し大会に備えました。
EAPというものが存在したり、競技者が怪我した後にトレーナーが競技スペースに入ることができるタイミングなども競技によってバラバラです。
今回は幸いにも怪我人は出ずに大会を終えました。
過去には脳震盪や足関節捻挫、鼻からの出血なども対応しました。
救護担当の際は、ATとして行うことがないということは幸いなことです。
ですが、何かあった際の対応は責任も重大ですし、命を守らないといけない立場でもあります。
その認識を持って普段からの勉強や実技の授業、実習での経験を積むことができれば対応することができるようになると思います。
このようなこともATの仕事の一つです。
みなさんもATとして現場に出る際、たくさんの形でアスリートをサポートできるようになれば仕事の幅が広がりますので、学生の頃から準備しておきましょう!