皆さん、こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の加用です。
昨日は、FIBA World Cup 2023バスケットボールで日本中が盛り上がりましたね!
世界ランキング3位のオーストラリアを相手に20点差で敗戦してしまいましたが、
第3Qからは日本のハードワークで多くの見せ場と逆転する可能性を感じさせてもらった試合でした。
1次リーグ突破とはなりませんでしたが、来年のパリオリンピック出場権獲得に向けて、
順位決定戦が2試合残っているので、ぜひ頑張って欲しいですね!
さて、本日は私が普段よりサポートしている某陸上競技部の大会帯同で
どのようなスケジュールで何をしているのかを簡単にお話をしたいと思います。
陸上の大会にトレーナーとして帯同する際、基本的には「コンディション」がメインになります。
特にトラック種目は、予選・準決・決勝と3ラウンドあるので、このラウンド間をどう使うのかが勝敗に関わります。
身体的なサポートはもちろん、精神的なサポートが非常に重要になると私は思います。
帯同した全国IHの中で最もハードスケジュールだった1日が下記になります。
2023年 全国IH@徳島県 大会1日目
5:30 起床
5:45 荷物積み
6:00 朝食
6:30 宿舎出発
7:50 競技場到着
★11:20 男400m 予選
★12:00 男棒高跳 予選
12:10 男400m選手 予選後 アイシング+ケア+捕食
★13:55 男400m 準決
14:00 男400m選手 準決後 アイシング+ケア+捕食
15:30 男400m選手 テーピング
男棒高跳➀選手 予選後 アイシング
男棒高跳➁選手 予選後 アイシング
★16:10 男400m 決勝
16:20 男棒高跳➂選手 4x100mR 予選前 ケア
16:45 男棒高跳➀選手 4x100mR予選前 ケア
17:10 男400m選手 決勝後 アイシング+ケア
★17:50 男4x100mR 予選
19:00 競技場出発
20:00 宿舎到着、夕食
21:00 ミーティング
21:20 男50000mW選手 ケア
男400m選手 3日後の200mに向けて ケア
男棒高跳➁選手 翌日の決勝に向けて ケア
男棒高跳➀選手 翌日の決勝に向けて ケア
男棒高跳➂選手 翌日の決勝に向けて ケア
女七種競技選手 2日後の七種に向けて ケア
0:00 ケア終了
大会帯同時のスケジュールは主にこのような感じです。
朝も早く、夜も遅いので、私自身が倒れないようにすることを考えて行動しています。
各スポーツによって、トレーナーとしての関わり方であったり、求められることは変わると思います。
根本の部分は、「選手の為」「チームの為」というところは変わらないと思います。
私は、大会で選手に特別なことはしないようにしています。いつも通り笑顔で送り出すことを常に心掛けています。
緊張している選手に周囲が普段通りいることで平常心を保てると思っているからです。
長くなりましたが、トレーナーとしての関わり方はたくさんあります。その中の一つだと思っていただければと思います。
関わり方に、間違いがあっても、正解は決してないです。
また、本校の1年生も9月より現場実習が始まります。
恐らく最初は、”何もできない” ”先輩たちに圧倒される” と思います。
最初から先輩たちも出来たわけではないです。もちろん私も、たくさん失敗を繰り返して今があります。
最初から出来ないかではなく、出来るようになるにはどうするべきなのかを考えて積極的な行動をしてください!
せっかくの現場実習、有意義な時間を過ごせる準備を!!!