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鍼灸学科

セルフケア⑤:食養生~薬膳について~

こんにちは!

中医学の基本的な考えとして、「食薬同源(=薬の源は食にある)」・「食医同源(=医の源は食にある)」があります。

最近では薬膳料理の専門店がオープンするなど、人々の食と健康の結びつきが強いと感じます!

そこで今回は食養生の基本、薬膳についてご紹介します(^^)/

薬膳とは中国の伝統医薬学「中医学」を土台とした料理のことです。

健康維持、体質改善、病気治療を目的に中医学に基づいて選んだ食材と中薬(生薬)を使って調理します。

まず、薬膳の食材と中薬、食薬の意味についてご説明します(*^-^*)

①食材

自然資源の中で長い間の実践と経験を通じて知り得た、食物としての価値が明確なものです。

つまり、口当たりがよく栄養があるものです。

↓ここから食物と食品に分類

・食物

収穫した食材を口にできるように簡単に処理する程度で、ほぼ自然のままで使うものです。

例:小麦、牛乳、リンゴなど

・食品

食材を加工し、さらに包装したものです。

例:醤油(食物の大豆→食品の醤油)

②中薬

植物・動物・鉱物・海産物などの自然資源のうち、薬効が認められ中医学理論に基づいて使用されるものです。

※日本では生薬と呼びます。

③食薬

食用と薬用の両方に使える食材や中薬のことです。

例:ネギ、生姜、唐辛子、大根など。

このように薬膳を知る上でこの3つの言葉がポイントになってきます。

ここからやっと身体への作用などを学んでいきます、、、

道のりは大変ですが自分や周りの人の身体を知るには、食は避けて通れないので少しずつ授業でも紹介していってます(´っ・ω・)っ

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