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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

国際東洋医学会に参加してきました。

教員Kわはらです。

ICOM(International Congress of Oriental Medicine)に参加してきました。

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国際学会ですが、日本、沖縄で開催されました。

Oriental Medicineは、東洋医学のことですね。

東洋医学について、なので、鍼灸だけでなく、漢方についての研究発表や講演もあります。

日本では、漢方を用いて治療ができるのは医師だけになりますので、参加者は、鍼灸師だけでなく、医師も多いです。

そして、国際学会なので、日本での開催とはいえ、外国の参加者も多く見られます。

鍼灸の専門学校で勉強しているみなさんは、目の前の授業に必死な人がほとんどです。

ですが、学生だけでなく、教員も、鍼灸のことだけを考えていたら、特定の医療資格ガラパゴスに陥る気がします。

つまり、鍼灸でいえば、鍼灸のことだけは極めていけるものの、気づいたら、一般の人たちは鍼灸を知らないとか興味ないとか、海外の方がかなり進んでいるとか、そういった状況になっているのにそれに気づけなくなってしまう可能性、です。

鍼灸を学ぶことを楽しんでほしいです。教員としても鍼灸の勉強は限りないです。ですが、鍼灸だけに注目していると、いざ免許をとって社会に出た時に、理想と現実のギャップに苦しむことになります。

こういった学会に参加すると、鍼灸の技術や知識を得るだけでなく、社会の中の鍼灸や漢方を考える機会が得られます。日本における鍼灸の現実を知ることができます。

つまり、社会でどのように鍼灸師として活躍していくか、大きな方向性を得る機会になります。

鍼灸師だけが集まる学会では、どうしても、「鍼灸は素晴らしいよね」と、内輪で気持ちよくなっているだけになってしまいます。

難しい話になりましたが、何事においても、自分の置かれた立場が社会でどのような意味をなすのか、把握しておく必要があるってことです。

さて、今回の学会で、友達のオーストラリア鍼灸師が、彼の視点で日本の鍼灸を発表しました。

そこに、スライドで登場したのは、私が作ったモグサ。。。。そういえば、先日、撮影させてほしいと言っていたな。。。

私のモグサが国際デビューです♪

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