今シーズンのJリーグにおいて、首位をひた走る川崎フロンターレ。
Jリーグ記録となる10連勝を記録し、メディアでも多く取り上げられています。
そんな10連勝を達成した試合後に、記録を達成できた要因をインタビューされた小林選手が、印象深い答えをしていました。
チームが勝つうえで、選手の技術力やチーム戦術の習熟度、クオリティーの高い選手が揃う選手層など
様々な要因が考えられると思いますが、小林選手はベンチ外メンバーの存在を挙げました。
「ナイターの試合の時は、僕は午前中にグラウンドに散歩に行ったりするんですが、メンバー外の選手、マナブ(齋藤学)だったりヤマ(山村和也)らが残って走ったりするのを目にしました。試合に絡まない選手がこれだけやっている姿を見て、『試合に出る選手がやらないわけにはいかないなと思いましたし、チーム力というか、マナブとかヤマが頑張っている姿を見た時に、なんだか今日は勝てるな』と思いましたね。それぐらい、チーム皆が試合に出るために必死になってやっていますし、誰ひとり満足せずにやっていることが結果につながっているのだと思います」
チーム全員が努力し、チーム全員の努力を試合に出る選手たちが理解し、試合に出るという責任を全うしようと全力でプレーする。
言葉にすると、当たり前で簡単なようにも聞こえますが、ひとり一人が継続し、全員が実行できているところに「チーム」としての凄さを感じます。