サッカーコースは小学校~高校が夏休みになる期間は実習期間となります。
関西を中心とした大会の運営・審判の実習です。
運営は、大会を主催する企業から連絡を受けて、学校で割り当てた担当の学生が宿泊しながら運営実習します。
大会前は、グラウンドのラインを書く、本部テント、ベンチテントを準備する。大会の看板を設置する。など様々な業務を手際良く、大会運営企業の方々とコミュニケーションをとりながら進めて行きます。
大会が始まると、本部で待機して試合の進み具合のチェックや得点の集計、参加チームからの質問に答えたりと休む暇はありませーーん。
そして毎晩、大会運営企業の方々とミーティングを行い、反省・改善を行います。
このような実習を通して、社会人とのコミュニケーションスキルの向上や、普段の授業では気がつかない運営側の気遣い・心遣いを学び、卒業後の財産になるわけです。
その他に、審判実習もあります。
7月21日から27日の7日間には堺ユースフェスティバルがあり、履正社の学生は審判を頑張ってきました。
堺ユースフェスティバルは3回目を迎え、インターハイ出場校からこれからガンバルチームなど様々な高校が集うフェスティバルです。
サッカーコースの学生は全員審判4級以上を取得しているため、このような審判実習の依頼が多いです。
同じタイミングで日本サッカー協会の1級審判員の講習も行っていたので、1級審判に混ざり、副審を担当する学生もおり、審判目線でのサッカーのプレーを見る目を養います。
また、主審として試合を裁く場合もあります。
4級審判では、ルールは大まかにしか解っておらず、不安の中主審をしますが、高校生のガンバル姿を遠くから適当に審判するのではなく、極力近い距離で判断してあげようと必死でボールを追いかけます。
中には、1日に主審・副審で4~5試合担当する学生もおり、更に上級を目指すきっかけとなります。
7月の実習期間を終えると、8月上旬には、関西専門学校サッカー選手権大会(8/7・8/9 8/23・8/24)が控える為、サッカーモードに切り替えます。
まだまだ夏休みは続きますが、サッカーコースは頑張って実習・大会を乗り切りたいと思います!