サッカーコースでは、1年時に富士登山CAMPを行い
2年生になると海外(アジア圏）に行き、学びを深めます。

今年の研修地は昨年同様にシンガポールでした。
シンガポール研修は2年連続4回目です。

この実習研修は、研修費を1年次から積み立てて実施するので、
海外研修だからといって数十万円を別途用意せずに、海外に行く事ができるのが魅力の一つです。

【研修初日】
21時00分 関西国際空港4階国際線出発ロビーにピシッとしたスーツ姿で集合し、研修がスタートしました。
約7時間のフライトを経て、シンガポールのチャンギ国際空港に到着したのは早朝5時。 ←　チャンギ国際空港での一枚

さて、シンガポール共和国は航空機で7時間、時差は−1時間、治安も良く、
移動時間や時差などを考えると比較的訪れやすい国の一つなのです。

また、シンガポールはインド系、中国系、アラブ系と多種多様な人種が混在する国なので、
1カ国で多くの文化や言語、食事などを体験できる面白い国でもあるんです。

休憩も兼ね、空港内で研修に向けた準備として地下鉄（MRT）の乗車カードを購入しました。
シンガポールでは地下鉄（MRT）が交通手段のメインとなっており、今回の研修でも学生たちはMRTに乗り、
様々な場所へ移動し、現地での生活の一部を体験しました。

8時には、この研修期間にお世話になる鈴木さんと合流し、ホテルへ移動しました。
ホテルはMRTのLABENDER駅に直結する便利なホテルで、
早速MRTで移動し、マーライオン公園などを散策しました。

　　

　　

そして、NOVENA駅に現地集合し、これまたシンガポールで有名なチキンライスのお店で昼食です。　　

しかし、ここからの食事が、学生達を苦しめたのです。現地の味付けが口に合わない学生が半数程度。
全く食べられない人もおり、そういう学生はハンバーガーやパンなどを購入して食べていました・・・

午後からのプログラムは、ホテルの近くのjaranbersarスタジアムの見学です。
シンガポールリーグや、過去には日本代表も使用した事があるスタジアムです。

　　

ロッカールームやVIPルーム、メディアルームを見学させて頂き、
張り替えたばかりの人工芝ピッチにも入らせてもらい、みんなで記念撮影をしました。

　　

20時30分　見学したjaranbersarスタジアムで行われたシンガポールリーグCUP準決勝を観戦しました。
対戦カードは「hougang united　対　balestier」
今回のシンガポール研修でお世話になっている中村さんがhougang unitedのコーチとしてベンチ入りしていたので、
応援していたのですが、残念ながら2-3で惜敗してしまいました。

【2日目】
7時00分　ホテルの周りを散歩し、体操とアイスブレイクで頭と身体を起こし、朝食を食べました。
朝食はビュッフェスタイルで、パンやコーンフレークもあり、学生受けが非常に良いものが多かったです。
　

9時30分　シンガポールに新しく建設されたナショナルスタジアムを見学。
同施設のスポーツラボで研究と選手のトレーニングを行っている尾崎さんと坂本⭕️⭕️さんに施設内を紹介して頂きました。

　

シンガポールではスポーツよりも勉強が重視されたおり、国としてスポーツの強化を推める為の施設というお話もあり、そのための様々な施設がありました。
トレーニングルーム、環境制御室、気圧・酸素制御室、調理室などが整備されています。
まだ、団体競技のサポートまで行ってはいないが、カヌーやボウリングなどシンガポールが誇る個人競技の競技力向上、競技成績の躍進を担う重要な施設です。
最後にはナショナルスタジアムの外で記念撮影し、アラブストリートへ移動し、散策しました。

　

19時45分　昨日応援したhougang unitedのメンバー外とhougang stadiumで国試合試合を行いました。
　

　
【試合結果】　30分×3本　Total　1-3　Lose・・・
1本目0-2　　23分：失点、28分：失点
2本目1-1　　37分：清水拓美CK→杉内郁弥、60+1分：失点
3本目0-0

1本目は履正社FC、2本目は履正社CLUB、3本目はMiXで試合を行いました。
監督やコーチも学生たちで行い、メンバー決めやゲームプランも自分たちで立てて試合に挑みました。
ただの「練習試合」ではなく、「国と国との戦い」である事を知る一戦となりました。

試合後には、軽食を用意して頂き、バスにてホテルへ戻り、そのまま就寝しました。