昨晩のワールドカップアジア最終予選、日本vsオーストラリア戦に引き分け以上で、日本代表のワールドカップ出場が決まる重要な一戦が行われました。
近年、ワールドカップに連続して出場いる事や、日本代表選手の海外での活躍度合いからするとワールドカップの出場自体に当たり前感が感じられていましたが、試合開始から中々得点が生まれず、オーストラリアの固い守備を崩すのに苦労していた日本代表。
日本代表は、オーストラリア陣内でボールを保持し、ショートパスの交換と動きだしでリズムを作る流れ、オーストラリアは守備に重点を置き、カウンターで得点を狙う事が明確な試合展開。
後半36分にはオーストラリア:オアーのクロスがそのままゴールに入ってしまうハプニング。
このまま終わるかと思えた後半45分に奇跡はおきました。
本田選手のシュート気味のボールがオーストラリア選手の右手に当たりPKの判定。
そのPKを本田選手が落ち着いて決めて1-1の引き分けとなり『日本代表の5大会連続ワールドカップ出場』が決まりました。
ワールドカップ出場を決める試合は、AWAY戦が多く、会場となった埼玉スタジアムには6万人を超える観客で埋まっており、試合終了時や、選手や監督のインタビューの時の歓声はテレビで見ていても盛り上がっている感じでした。
日本代表選手のインタビューを聞いていると、ワールドカップに出場することが当たり前になりつつある昨今のプレッシャーはとてつもないものがありながら、所属チームでパフォーマンスをレベルアップして、日本代表としてワールドカップ優勝を目指す大変さがひしひしと伝わってきました。
また、裏方(チーム用具係、トレーナー、コーチングスタッフ)の方や応援してくれる方々への感謝の気持ちも忘れずに伝えられる事が代表選手としての素晴らしさも、今の日本代表の魅力なのでしょう。
来年ワールドカップがブラジルで開催され、そこに日本代表が活躍する姿が見れるとなると、間もなく始まるコンフェデレーションズカップも楽しみになりますね。