CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

理学療法学科

1年生1泊研修

10月14日~15日にかけて、1年生昼間部・夜間部は、1泊2日で神戸市にある「しあわせの村」に行ってきました。

研修の1つ目は、「ふれあい体験学習」です。簡単に言うと「障がい体験」で、リハビリテーションの対象者がどのような障がいを持っているか、体験を通して学ぶことです。

障がい体験は、①視覚障がい者体験、②車いす体験、③高齢者疑似体験の3種類がありました。

視覚障がい者体験は、アイマスク、白杖を使い介助する側される側の両方を体験することで、目の不自由な人への理解と介助方法を学びました。

学生の感想として、介助する側は声掛けの大事さ・難しさ、介助される側は目の見えないことへの怖さ、点字ブロックのありがたさ、段差の時の杖の便利さ、車の音の怖さ、介助者のありがたさ等が挙がりました。

写真1 写真2

車いす体験では、車いすを利用して介助する側、される側の両方を体験し、介助時の注意点や車いすの操作方法、スロープや段差での介助方法等を学びました。

学生の感想では、介助する側は下り坂での力の必要さ、段差の昇り降りの難しさ等が、介助される側は地面からの衝撃が思った以上に強い、介助者の操作(方向転換や段差昇降)が怖い等が挙がりました。

写真3 写真4

高齢者疑似体験では、サポーターや耳栓、ゴーグル、おもり、手袋などを装着し、加齢による身体機能の変化や動作時の変化を体験しました。

学生の感想は、視野が狭くなったり見えにくくなった、手足の関節が動かしにくかった、紙をつまみにくくなった等が挙がりました。

写真5 写真6

このように「障がい体験」を通して、今後理学療法士として対象者となる障がいを体験し、障がい者の気持ちや介助時の注意点等、学んだことが多い研修となったと思います。

研修の2つ目は、飯盒炊爨です。自分たちの夕食の準備として、火を熾し、野菜を切り、米を洗い、飯を炊き、肉を焼く。その過程の中で、準備に時間がかかったところもありましたが、総じてみんなおいしい夕食を食べることが出来たと思います。

写真7 写真8 写真9

研修の3つ目は、2日目午前中にバレーボール大会を行いました。この研修では、昼間部と夜間部の混合チームもあり、普段あまり接することのない昼と夜との学生の親睦を図ることが出来たのではないかと思います。

写真10

最後に、同じクラスでもあまり接する機会が無い者同士や、昼間部と夜間部の親睦が図れ、また学生と教員の親睦も図ることが出来たと思います。

岡林豊

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス資料請求