「成長する人」というテーマで投稿を続けてきて、今回が最終回です(1回目・2回目・3回目・4回目・5回目・6回目・7回目)。
理学療法士として成長していくためには、自分の間違いを認めることが重要です。
間違いを認めなければ、その間違いは修正されません。
当然のことなのですが、間違いを認めるということは意外に難しいことです。
プライドが邪魔をします。
この場合のプライドとは、自分の評価が下がる恐怖です。
人は恐怖に支配されると理性を失い突っ走ります。
誰にとっても、自分の評価が下がることは怖いことです。
でも、人生経験を積めば、少しずつ慣れてきます。
もっと早く恐怖感に慣れる方法はあるのでしょうか?
少なくともすぐに効く特効薬はなさそうです。
では、どうすればいいのでしょうか?
間違いを認めないという間違いを、お互いにそっと見守り、認め合い、時がたつのを待てばいいのかもしれません。
専任教員 松崎仁志