理学療法士になるためには、
4年次に17週間(4ヶ月)、3年次に4週間(1ヶ月)、2年次に1週間、1年次に1日
の実習が必須となっています。
実習は、実際の医療現場に出て、患者様の理学療法を行う場です。
学生たちはこの実習を経て、教員がびっくりするほどの成長を遂げて、学校に帰ってきます。
このシリーズは、学生の実習後のレポート内容を少しご紹介し、
実習内容や学生が実習で考えることを、みなさんにも少しでも伝わるように解説を加え、
実習現場のイメージを少しでも掴んでいただく記事です。
以下、Cさんの学生レポートに一部です。
今回の実習でたくさんの患者さんに、評価や治療をさせて頂きました。
X病院ではスポーツ疾患を持つ10代患者さんから妊娠期、産前産後障害を持つ女性の方まで、
幅広い分野と年齢層の患者さんが来院されており、様々な経験ができたと感じています。
Cさんが実習に言った病院は、幅広い患者さんを受け入れる病院です。
今は、妊娠、産前・産後の理学療法も需要が増えてきています。
理学療法の対象は、基本的に病気や怪我をして、身体に障害を負った人が対象ですが、
このように、病気や怪我だけでなく、体に不調をきたしている人も対象になります。
Cさんは、学生時代からとても貴重な経験をしていますね。
ぜひ、この経験を活かして、体の不調をもつ多くの人の役に立つ理学療法士を目指してほしいですね。