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2022年4月より2023年度入学希望者を対象とした入学試験が始まります。
私たち理学療法学科の教員は、これからの時代を築く「高い技術力」や「豊かな人間力」を
有した即戦力となる理学療法士を輩出するべく、入学試験形態を変更することに致しました。
まずは、以下のアドミッションポリシー(入学受け入れに関する方針)を一読ください。
① 社会的マナーを有する者
理学療法⼠は⼈の⼈⽣を豊かにできる仕事です。そして、⼈の命を預かる仕事です。
社会の中で模範的な⾏動を⽰めすことができてこそ、理学療法⼠になるための第⼀歩と考えています。
② 豊かなコミュニケーション⼒を有する者
⼈は⼀⼈⼀⼈に個性があります。そして、これまで⽣活してきた背景があります。
同じ病気、同じ障害を負ったとしても個性、⽣活背景によって解決すべき問題は変わってきます。
理学療法⼠は患者様⼀⼈⼀⼈の個性、⽣活背景を正確に捉え、共に歩んでいく仕事です。
そのためには、患者様との信頼関係を築くためのコミュニケーション⼒が必要と考えています。
③ ⾃発的に考え⾏動できる者
医学の世界は⽇進⽉歩です。理学療法⼠は日々新たな知識を得て、
最善な理学療法を提 供するために努⼒を惜しまない仕事です。
そのためには⾃発的に考え⾏動ができることが必要と考えています。
アドミッションポリシーで示した3つの事項は、
私たち教員が「一医療人として」「一社会人として」持ち合わせておくべき能力であると考え、
示したものです。つまり、主に入学試験では、この3つの能力を有しているか?を問うことになります。
もちろん、入学試験の段階でこの能力を完璧に持ち合わせていることが、
入学条件ではありません。入学後にこれらの能力を皆さん自身が、そして私たち教員が、
「伸ばすことができる素養」を持ち合わせているか?が大事なポイントになります。
また、私たち理学療法学科教員は、入学試験を皆さんとの出会いの場であるとも考えています。
理学療法士を養成する学内での関係性は、教師と学生という立場関係が存在します。
しかし、私たち教員は、学生のみなさんから多くのことを気づかせてもらい、
教わる立場でもあります。「理学療法士」という資格取得を目指してともに学び、
成長し合える仲間を探すツールの一つとして、この入学試験を位置づけています。
新しく始まる入学試験(出会いの場)で、是非私たちに皆さんの個性や能力・夢や目標をアピールしてください。
→入学試験形態の詳細はコチラ→#2