今回の「今」シリーズは、卒業生に注目してみました。今回、登場していただくのは、
2018年度卒業の西村京裕先生、2020年度卒業生の永井葵由子先生です。よろしくお願い致します。
現在、お二人は本校を卒業後、近畿圏内の病院に勤め、
一人暮らしをしながら臨床スキルを向上するために日々頑張られています。
一人暮らしをしながら、初めての社会人・・・、何もかもが大変そうです・・・。
「患者さんの健康を支えたいなら、医療従事者の健康から支えなさい」昔の恩師に言われたことを、
「何を質問していこうかな?」と考えていた時にふと思い出しました。
社会人となり、職場での責任を果たしていくためには、日ごろのリフレッシュ(自己ケア)は必須と思います。
また、目標を掲げるという前向きな思考も大切に思います。
今回は、卒業生理学療法士に「自己リフレッシュとはどのように実施しているのか」を主題に、
お話を伺いました。
Q.教員
理学療法士として働いていくうえで、患者さんのことを考え、
常にリスクを想起しながら働くことはやりがいと、責任を感じられると思います。
先生はこれらを常に高いパフォーマンスとするためにも、
自身の楽しみやリフレッシュのためにも何かされていますか?
- 西村先生
私は、社会人のフットサルチームに所属し、競技することで楽しんでいます。
スポーツを通して様々な人と繋がれることはとても嬉しくいい経験になっていると思いますし、
仲間と汗を流すことで純粋に「楽しい!」と思え、リフレッシュできますね。
明日も頑張ろうと前向きになります!
A.永井さん
休みの前日に、少し普段よりも丁寧に家事をすることですかね。
私は今卒後1年目なこともあり、職場で刺激となることばかりで、
ついていこうとすることで精一杯です。仕事から帰り家のことで気になっていても、
中々できないことがあります。
そのため、丁寧に家事をすることで心機一転できるように感じ、
リフレッシュになっていると思います。時に、晩酌することもリフレッシュの一つに感じます。
Q.教員
お二人とも、自身のリフレッシュになることは何かということを、
自身で知っているのですね。これはとても素晴らしく感じます。
自身をコントロールするための手段はとても大切ですよね。
では、少し仕事に寄った質問になりますが、現在臨床で感じられていることは何ですか?
A.西村先生
難しい!につきますね。
自身の知識だけでは難しいことが多いということに何度も何度もぶつかってきました。
難しいですが、先輩や周りの方からも様々なことを学びながら少しずつでも
成長してきているようにも感じます。
さらに、たくさんのことを学び、理学療法士として成長していきたいです。
A.永井先生
私は、臨床で感じている点として、在学中の臨床実習でも感じましたが、
教科書通りの患者さんは殆どいないということです。
教科書通りにしてもできない、できなければどうする等、常に考えることの大切さを今感じています。
自身が得たい情報を得るにはどうすればよいかなど、自身の考えを持ち、
先輩とのディスカッションを通して成長していきたいと思っています。
左:西村先生 右:永井先生
教員
お二人ともありがとうございました。
教員目線でコメントさせていただくと、お二人のその言葉に、既に大きな成長を感じます。
今後の益々の活躍を楽しみにしています!!