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2020.01.08
社会福祉法人みねやま福祉会、マ・ルートの感想(中編)

こんにちは、副校長田中です。

前編に続き、社会福祉法人みねやま福祉会、マ・ルートでの感想を披露します。

 

訪問時、対応してくれたのは、コーディネーターの川渕一清さんでした。

最初に川渕さんの言葉から出てきたのは『ごちゃまぜ』でした。

キッズ、エルダー、ハーバーの人たちだけでなく、近隣の高校生、

医療や福祉資格の取得を目指している学生実習やインターンシップなど、

外部の人々も含めて『ごちゃまぜ』を形成しているのだと。

 

医療介護に携わる国家免許を持つ専門職の使命は、

色々なシーンを含んだクライアント(患者や介護・福祉利用者などの対象者)の

社会復帰、社会参加そして、生きがいの実践。

 

一般社会の中では、人々はさまざまな形や立場や環境下で、

ごちゃまぜになって、暮らしている。

相互に理解し刺激と影響を与え合って、生活と命の質向上を目指す。

マルートは社会の縮図でもある。

 

セラピストは、それらの質向上を目指し、

その手段と方法を専門職としてクライアントに実践する。

しかし、ごちゃまぜで気づいたことがある。

 

マルートには、リハビリテーション室がない、機能訓練室もない。

医療社会福祉系の国家免許者は常勤しているのだが、

早い話が優先順位は必須ではないと。

キッズがエルダータウンの廊下でかけっこをしている。

キッズがエルダーの下へ駆け寄り、抱き着く。

エルダーは強く抱きしめ、抱き上げることもある。

キッズのエプロン装着、食事介助、時にはおむつの交換も行う。

キッズがワンダーハーバーの方々に寄り添い、あぐらの上で座っている。

ワンダーの方々が、キッズの鼻をかむ。マルートでは、普通の風景だ。

我々が実践している、

生活向上や社会復帰を目指す、医療や介護のリハビリテーションとは何だろうかと、

原点とは何だろうかと考えたのは正直なところだ。

 

マルートの取り組みを、社会にアピールし同様の施設が数多く出現してくれたらいい

と、川渕さんは言う。

 

後編では、マルートのこれからのビジョンを披露する。

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