2年生になると、1年生の時のような一般教養科目がほとんどなくなり、医学的な勉強が多くなり、勉強も難しくなってきます。
特に臨床医学の科目が多くなります。臨床医学とは、皆さんが病院へ行ったとき、様々な診療科があると思いますが、患った病気により診てもらう診療科が異なります。整形外科、内科、神経内科、脳神経外科、小児科など聞いたことがあると思います。
例えば整形外科という診療科は、運動器官を構成するすべての組織、つまり骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病・外傷が対象となり、わかりやすく言うと骨折や捻挫などでは、整形外科を受診することになります。
その他に、内科という診療科があります。内臓の疾患を扱うもので、外科的手法(手術)を用いず、主として薬物によって治療を行うものです。内臓ということで呼吸器内科、循環器内科、神経内科など多くの専門に分化しています。
このように、各々の診療科にかかる疾患の中から、リハビリテーションや理学療法の対象となる疾患について、それぞれの診療科目別に学んでいきます。
ゆえに、理学療法は主に医療についての学習となります。
しかし、理学療法の分野は医療のみではなく、スポーツ、福祉、保健とあります。対象疾患も多岐にわたり、病気による障害や、骨折や捻挫による障害などさまざまです。年齢層も高齢者から若い人や子供など幅が広いです。
特に高校生では、部活中のけがにより理学療法士に世話になったり、そこから競技復帰するためのトレーナーに興味を持つ人が多いように思います。
理学療法に興味を持っていたら、まずオープンキャンパスに参加してみてください。そして、「理学療法」とは何かを体験し、学んでいただければと思います。5月は、5日(木)、22日(日)、29日(日)に開催されます。お待ちしています。
ハンバーグ大王