CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

理学療法学科

自助具製作

先日、3年生が福祉用具論の授業の一環で、自助具製作グループ「わかば」さんのご協力により、自助具を製作しました。自助具とは簡単に言うと、身体の障害により、日常生活で困難を来している動作を、可能な限り自分自身で容易に行えるように補助し、日常生活をより快適に送るために、特別に工夫された道具です。
 講義として自助具の総論、材料・工具の使い方の説明と実際で、まず自助具の基礎を講義と実技を体験しながら行いました。そこでは、普段手にしない、鋸やトンカチを持って、実際に工具の使い方を習いました。

その後、グループ毎で前もって障害像を想定し、それに対応した自助具を考えて発表・製作して報告を行いました。
1.片麻痺の患者さんが入浴動作で使用する、背中を洗うタオル

2.関節リウマチの患者さんが食事動作で使用する、スプーン

3.脳性麻痺の患者さんが調理動作で使用する、片手で押すだけで切れるまな板と包丁


 

手伝ってもらった部分もかなりありましたが、何とか出来上がりました。障害像を前もって想定していたことが細かい部分まで出来ていなくて、かなり修正をしたものもありましたが、患者さんのためにできるだけ良くしようとすることを少しでも考えられたのではないだろうかと思いました。

3年生昼担任より

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス資料請求