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日常生活(ブログ)

理学療法学科

自転車の運動学

自転車の運動学 
~全身運動と精神力向上のためのアドバイス~
通学に自転車を利用している学生が多くいます。また世間ではエコと健康のために、自転車を利用している人も増えてきました。
今日は、自転車の運動学を紹介します。

皆さんは、自転車に乗っているとき、べダルを漕いでいませんか? 一般の自転車ではペダルと足は固定されていませんから、自転車をこぐときは体重をペダルに加重して「ヨイショ・・ヨイショ・・」と踏みしめなければなりません。この状態では坂道や長距離を乗り続けるのはシンドイです。おまけに主に使う筋肉(大腿四頭筋・大殿筋など)はすぐに疲労を来たしてしまいますし、腰痛や肩こりを引き起こす原因にもなります。
            

より効率的な有酸素運動を行うためには、上の図のように膝、足首、股関節をお腹に引きつけるようなこぎ方を薦めます。
私は健康のために自転車トレーニングをしています。このような競技用自転車は足とペダルが固定できるようになっています。このことでペダルをこぐのではなくて「ベダルを回す」ことが可能となります。ペダルに体重をかけるのではなく、足を引き上げながらペダルを回すことを心がけています。

これから自転車を始めたい人はベダル固定式にチャレンジしてみましょう。
もちろん安全のためにもヘルメットは必需品です。
携帯電話やイヤホンで音楽を聴きながら自転車に乗ることはルール違反で、事故のもとです。

学生のみなさん、自転車トレーニングは体力、集中力、精神力、行動認知力を高めるこ 
とができます。
もしかすると学力向上にもつながるかもしれません ヨ!!

                                            学科長 中埜でした。

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