車いすや松葉づえがどういうものであるか、皆さんはご存知ですよね?
外出した際に車いすや松葉づえを使って移動している方をよく目にします。
舗装された道路を進んでいくのは簡単そうに見えませんか?
実際にはちょっとした凹凸や傾斜によってかなり動きが制限され、少しの距離を動くだけでも多大な労力を必要とすることもあります。
理学療法士は対象者に対して車いすや杖の使い方を指導しなければなりません。
そのためには理学療法士自身が車いすを使用した際の感触を知っておく必要があります。
本校では1年生の日常生活活動Ⅰという科目で、実際に大阪城公園に出向き、屋外における車いすや松葉づえの使い勝手を体験してもらいます。
今年度は2月4日に昼間部1年生が、5日に夜間部1年生が大阪城公園にて障がい体験学習を行いました。
2月4日は比較的暖かく、天気にも恵まれ昼間部にとっては幸先のよいスタートとなりました。
まず、最初に公園内の舗装された道路を車いすや松葉づえで移動し、途中にある少しの段差が越えられるか体験しました。
舗装されているところでも意外と車いすは揺れます。
段差の高さを図っています。
階段を上がれるかな?
油断するとこんなことにも。
トイレにも入ってみました。
最後の長い坂道
一方、2月5日の夜間部は天気予報にもあった通り、霧雨が降り、幸先の良いスタートとはなりませんでした。