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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

こんにちは、柔道整復学科教員のAです。

今週は、日本柔道整復接骨医学会で発表した玉岡優弥くんのコメントを紹介します。

柔道整復学科・午後部3年生の玉岡優弥です。

12月2日・3日の日本柔道整復接骨医学会にて、プレウォーミングアップについての研究を発表しました。発表自体は30分程度でしたが、その過程で研究に費やした膨大な時間は、自分にとって大きな自信になりました。

トレーナーやJSPO-AT理論試験の勉強と並行して研究を進めていく中で、時間に余裕がなくても上手く予定を管理する能力が得られたと感じます。

また、自分自身は普段、先生方と深くお話しすることはあまりないのですが、この機会に気になっていたことや興味のある分野についてのお話を聞くことができすごく勉強になりました。

今回の研究・発表は、とても良い経験になりました。

担当教員の青木先生をはじめ、今回の研究に関わったすべての皆様に感謝いたします。

以上、玉岡君のコメントでした。

玉岡君の研究発表は、プレウォーミングアップについて。

プレウォーミングアップとは、競技前の全体ウォーミングアップが始める前に、個人個人が自分と向き合い、最大限動きやすい状態を作ること。そうすると、全体練習が効率よく行うことができます。

玉岡君はそのプレウォーミングアップで脚の機能を向上させる方法として、バランスマットとアダブベース(凸凹マット・写真)というツールを比較し、柔軟性やバランス能力に対して即時的にどのように変化をもたらすかを調べました。結果、アダブベースでは優位的な向上がみられました。

アダブベースは、開発されてまだ浅いツールなので知名度が低いですが、玉岡君の実験結果でもその効果は素晴らしいので、今後、世の中にどんどん広がるような気がしました。

会場では、彼の研究発表を記載したポスターは、興味を抱き、写真撮影をする先生方がとても多かったのが印象的でした。

さて、玉岡君ですが、彼は日ごろ高校サッカーチームでトレーナー活動をしています。

学校では、柔道整復師資格と一緒にAT(アスレティックトレーナー)も同時に取得しようと、日々頑張っています。

そんな多忙な中でも、接骨医学会での発表準備にもタイムマネジメントを駆使して積極的に取り組んでいました。

発表にチャレンジした経験は、彼にとって将来きっと活きることでしょう。

また、今回、引率の際に彼といろいろ話をする機会がありました。

玉岡君は、自分の将来像をしっかり描いていており、気持ちが揺らぐことなく、まっすぐ突き進もうと頑張っている姿勢が素晴らしいと思いました。

これからの活躍が楽しみです。

玉岡君、お疲れ様でした。

後輩の皆さん、接骨医学会での発表は、きっとかけがえのない経験になります。

ぜひチャレンジしてくださいね。

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