こんにちは、イラストが趣味の教員Aです。国家試験勉強用に作成する資料もできるだけイラストを描いて、学生になるべくわかりやすくしようと心がけています。
ところで本日、11月30日は「絵本の日」ってご存じですか?
そこで、絵本好きの私がお勧めする絵本を1冊紹介したいと思います。
それは、ヨシタケシンスケ先生作の「りんごかもしれない」(ブロンズ社)です。
この絵本は2013年MOE絵本屋さん大賞をはじめ、数々の表彰を受けている素晴らしい作品です。
ある日、男の子が学校から帰ってくると、テーブルの上にリンゴが置いてあった。
男の子はそのリンゴを見て、ふと疑問を抱いた。
「これはリンゴに見えるけど、もしかしたらリンゴじゃないかもしれない」と…。
リンゴがリンゴであることを疑う男の子の妄想は、とどまることを知らずにどんどん大きくなっていく。
これはリンゴ型のメカかもしれない?
これは何かの卵かもしれない?
ほんとは、これって らんご? るんご? れんご?
見方を変えれば、リンゴひとつで無限に遊べる。
小さな一つの疑問から展開される、摩訶不思議なアイデアと想像力の壮大な世界。
常識や予想を覆す奇抜な発想でヨシタケシンスケワールドに引き込まれてしまいます。
この絵本と出会って、物事をじっくり見て、じっくり考えてみることの大切さを感じることができました。
とても良い絵本です。ぜひ一度、見てみてくださいね。