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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

第2学年実習体験記及び症例(事例)発表シリーズ、患者情報と発生機序、そしてSOAPの記録が重要だ

こんにちは、学科長田中です。2年の実習発表が終盤に入ってますが、

発表内容は施術録(カルテ)に記載すべき項目と同じであること、あらためて強調しました。

1.患者情報(個人が特定されない):年齢、性別、身長、体重、職業、現病歴既往歴、(必要があれば、家族構成、家族歴)

2.発生機序:原因は単なる転倒や転落、不可抗力だけではなく、その動作で物理的外力がどのようにどれくらいの力で加わったのか

3.SOAP:主観的および客観的状態、検査分析検証、治療・リハビリ計画

SOAPは看護師さんが看護記録を取る重要な手法。

柔整が扱う傷病にも、主観的および客観的状態の把握や評価、計画が必要なのは言うまでもありません。

アセスメントとしての検査には、超音波エコー観察検査も含まれるでしょう。

症例(事例)発表者も聴講者も、医療や看護、介護に従事する人々にとって、誠に大切な勉強なのです。

さまざまなパターンから、得る事や気づくことが多々あります。

科学的根拠の医療(EBM)は重要ですが、経験医療はやはり患者安全医療安全に貢献しうる最大の武器でしょう。

さあ、2年生、もうひとがんばり。

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