こんにちは、学科長田中です。先日から何度かメッセージを送ってますが、
新カリ科目の『社会保障制度学と柔道整復師の職業倫理』の単位認定者として、
授業はいよいよ終盤に近付いてきました。
先日の講義は『公費が30%投入されている医療保険を扱う自覚と責任』でした。
社会保障制度には40%の税金、医療財源には30%の税金が含まれています。
公費はさまざまな分野、領域に投入されていますが、
多額の税金が投入されているのは社会保障分野だけです。
柔道整復師が扱う健康保険財源は、医療全体40兆円のほんの1%程度ですが、
保険証の利用で患者の経済的負担を軽減し、今後は伝承医療と超音波エコーなどの科学的根拠の検査により、正確な損傷判断や重症化を防ぎ、1日も早い回復を目指すことが使命でしょう。
国民の患者安全医療安全に貢献し、正義感と献身的役割をもって責務に全うする事を指導しています。
履修の目的の一つ、医療の中でも、軽費で手軽に、安心して受診できる我が国古来の伝承医療として、今後も安定して将来に渡り継続していく事が大切なのです。