こんにちは、学科長田中です。
新型コロナ感染症の影響で、オンライン診療がクローズアップをしています。
これまで、オンラインによる診療は生活習慣病や、急激な変化が期待されない、いわゆる慢性疾患に限ってましたが、急性外傷などの急性期においても、
その制限や対象疾患が緩和されようとしています。
対面診療よりオンラインの方が診療単価が安く、クリニックなどからすれば、あまりウェルカムではないようですが、患者の利便性や感染リスクを考慮など、社会と世論の後押しもあり、実現しそうです。
そうなると、現在、接骨医療でルール化されている、応急手当を除く骨折脱臼の治療には、医師の同意が必要ですが、オンラインとなると、対面診察の必要もなく、患者の利便性が劇的に向上します。
さあ、軽微な運動器系損傷では、伝承医療としての接骨医療の役割が期待でき、診療単価も安い。
この波に乗れば、損傷評価や骨折脱臼の判断における、超音波エコー観察装置の解禁もあり、接骨院の役割は無制限に広がると思う。
人に優しく、経済にも優しい、柔道整復師が行う接骨医療が注目されている。