こんにちは、学科長田中です。
写真にあるのは、先日納品された超音波エコー観察装置の基本編デモの風景(第2回は応用編)。
この日は柔道整復学科と理学療法学科の教員が参加した。
超音波エコー実習は、柔道整復学科履修科目『施術の適応と医用画像の理解』の中で行われる。
デモで感じた事は、
医療技術や科学の進歩はめざましく、特別な研修などを受けなくても、画像は鮮明で健側患側の対比検査なら、異常を鑑別しやすく理解できる。
表層にある、骨筋、じん帯、関節などなら、一層明確に判別できる。
また、今後はオープンキャンパスでも来校者に体験してもらう予定だ。
うち2台はドップラー機能も装備されており、血種や水腫の変化、血液の流れ、組織の炎症程度まで識別できる。
現場で活躍する柔整トレーナーや接骨院内で、アスリートや患者さんの利益向上を最優先に、法規則上の制約を厳守して、教育を行っていきたい。
柔道整復師が、レントゲンを手放してから50年近い。
本校柔道整復学科は、学生たちに『施術の適応と医用画像の理解』の教育資源を投下し、客観的評価と理論で患者安全、医療安全に万全を尽くしていく。