こんにちは、学科長田中です。
テーマを説明すると、
『君の目指す道に、仕事として成り立つ産業がありますか』
ということです。
医療業界は基本的に国民皆保険制度(すべての国民が原則、健康保険証を持つことを義務化)を利用した収益構造が出来上がっています。
新型コロナウイルス感染症患者の対応で、医療従事者はお金のことは後回しで、患者のために全力で、時には命がけで仕事をしています。
しかし、ボランティアではありません。
業務の対価として報酬が支給されていますが、今は決して報酬に見合わない激務であり、感謝の念は言うまでもありません。
形は違えど、医療国家免許(柔道整復師、鍼灸師、理学療法士)を取得して、患者やアスリートに向けて、奉仕と貢献の心で従事する。
医療を通じた奉仕も貢献も、収益構造が確定している産業だからこそ可能になっているのです。
奉仕と貢献は、報酬なくして継続はない。
よく考えて進路を選択してほしいと思います。