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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

最近読んだ著書の紹介。榎木英介氏の『博士漂流時代』と『医者ムラの真実』の感想。

こんにちは、田中です。
本邦初、最近読んだ感動の著書を紹介をさせて頂きます。

著者は榎木英介先生。

卒業生なら聞いたことあるような、ないような?。

そうなんです、以前は本校の講師で外科学や病理学をご教授いただきました。病理学(特にがんの診断)のお医者さんです。

榎木先生とは公私ともに13年来のお付き合い。
これまでに学生に対して、多くの剖検見学実習でのご指導でお世話になりました。

この2冊の著書(『嘘と絶望の生命科学』など他にも多くの著書があります)はそれぞれ10年前と6年前に出版されています。

存じ上げてはいたのですが、じっくり読む機会がなく、作家榎木英介先生をしっかり理解するため、今回あらためて端から端まで拝読させていただきました。

『博士漂流時代』は予想通り、大学院の博士後期課程を修了し、博士号の学位を取得された方の生きざま、特にポスドクにスポットを当てられて執筆されています。
私の周囲にもポスドク博士がいますので、実感的に拝読させていただきました。

もう1冊の『医者ムラの真実』ですが、医師であり作家としての、榎木先生のすごさがわかります。
小生も長年医療界(接骨医療がほとんどですが)にいますので、医師・医療・医療経済・病院経営など少なからず理解はありますが、それにしても私なら(東大理学部から神戸大医学部卒業なんて到底不可能ですが)びびって執筆できません。すごい、すごすぎる。
一度お読みいただきたい1冊です。

榎木先生、今後ともご指導ご教授をよろしくお願いします。

榎木先生のプロフィールはこちら

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