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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

社会人や大学生、シニアの方々までリカレント教育(学び直し)の充実に向けての誓い

こんにちは、学科長田中です。

安倍首相の肝いりで、教育改革が一つ実行されました。
それは新しい学校種「専門職大学の開学」です。
いま社会は人口減少少子高齢社会を迎え、社会を構成する年齢層は中高年の割合が年々高くなっていきます。

しかし、履正社柔整へ入学する平均年齢は、ほぼ高校卒業現役の18歳。
実は3年に一度くらい40歳代の方が入学されますが、高い学年でも平均20歳くらいでしょう。
若者をしっかり教育し、世に、社会に立派な柔道整復師を送り出し、医療介護を通じて社会貢献、他人貢献できる人材を育成する。
現在2年生に在籍している40歳代後半の方にも、就学・学習支援、自己実現、目標達成に向けて教育を行っており、満足してもらっていると思います。

若者を教育するのはこれからの日本と社会には最も大切な事ですが、しかし、社会を構成する年齢が高くなってくると、この方々にもチャンスを与え、入学しやすい環境整備をしておかないといけない。
すなわち、リカレント教育にもしっかり対応できる設定、例えば履修単位認定制度の充実や家庭でも履修できる、eラーニング制度の導入(現在、柔整教育において部分的には可能とはなっていますが、完全通信制は認められておりません)通学利便な立地と環境など、学校も様々な年齢の受験生に積極的対応していかないといけません。

ある資料によると、欧米の高等教育への平均進学年齢は27歳。(ノルウェー30歳、アメリカ27歳、オーストラリア26歳など)
それに比べ、日本は18歳である。
すなわち、アメリカやヨーロッパの高等教育では30歳の人も25歳の人も普通に交じって勉強をしている。
当然、幅広い年齢と社会経験が同級生を刺激し、学習動機や資格取得に向けての意欲を向上させる。

平成30年4月、新年度が来る。
履正社柔整の新しい挑戦、リカレント教育の充実に向けて約束します。
教員一同、様々なキャリアや年齢層の方々の満足度を向上させ、夢や目標が実現できるよう精一杯応援します。

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