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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

『ほねつぎの原点に回帰する』

ワオ、さむーになってきた

が終わる、師走となってが来る…白銀の世界…いい季節じゃあないか!

ちは、ヤジオです

さて、「ほねつぎの原点に回帰する」とある。説明しよう

先日、3年生を連れて卒後の施設見学と特別授業の依頼で、北陸のある接骨院を訪問した

その日は北陸特有の鉛空、ヒョウもふる、なんとなくノスタルジックな冬の到来感

ここの接骨院は日本でも有数の外傷患者が来院する接骨院

しかも、院長は現役の、とある社団法人の会長さん。釜谷校長も訪問した面識がある先生だ。

この学生は、将来しっかりケガの処置ができるほねつぎになりたいと希望しているので、

見学に連れてきた。

この接骨院は開業して50年経過し、研修修了生も全国に多くいる

ヤジオのよく知っている、全国一の会員を誇る、ある社団の元会長さんもこの接骨院の修了生だ。

話を戻すが、学生を前に院長と話していると、

「今日はヤジオ君が来ると楽しみにしている弟子がいる。

7月から30年ぶりに、研修生として帰ってきたんや。

おーい、ヤジオ先生お越しだぞ」と。

現れたのは、さきほどでてきた、全国一の社団元会長さんだった。

「えっ、何で先生が、えっ」

この先生は会長職だけでなく、日本の保険部長さんや接骨医学会の役員も歴任され、

全国でも名の知れた先生だ。

ヤジオにはこういった。

「ヤジオ先生なあ、私はこの業界のありとあらゆる役職をし、きれいも汚いも経験した。

子供も結婚し、63歳になって、師匠の所で研修していた約30年前、

子供の肘の脱臼を治した。

ほねつぎとしてのあの感動は忘れられない。

業界に一通り奉公し終えたので、原点にかえりもう一度師匠の元で研修し、

ほねつぎ師に戻りたいと思った。

毎日、師匠と深夜一時間だけ酒を交わし、これまでの30年間について話をしている。

それが終わると、師匠が山ほど経験した症例のレントゲンや所見像を整理している。

毎日楽しくて仕方がない。ほねつぎで良かった」と。

こんな元会長の話に鳥肌がたち、深く胸に響き、感動を得たのは言うまでもない。

聞き入っていたこの学生も、学校では決して経験し得ない時間を過ごした事だろう。

ほねつぎの原点に回帰する、すばらしい職業だ

温かい医療を行う人間として、いつか自分もそうありたい

じゃあな

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