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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

脇目も振らず邁進

こんにちは。教員Aです。
スポーツの舞台で挑戦し続けるアスリートの姿は、これまでにも多くの場面で人々に勇気や感動を与えてくれます。

昨年末はサッカーワールドカップでの日本代表チームの活躍で大変盛り上がりました。バスケットボールも渡邊雄太選手や八村塁選手など、日本選手の活躍に目が離せません。

今度はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)ですね。先日、侍ジャパンのメンバーが発表されました。いやぁ~楽しみですねぇ。

さて、そのWBCの記念すべき第1回は日本が見事優勝しました。

その時の日本代表監督を務めたのは、誰だったかご存知ですか?

そう、あの“世界のホームラン王”と呼ばれた王貞治さんです。

王さんと言えば「一本足打法」で有名ですが、私Aは中学生時代に野球をやっていたこともあり、そのカッコよさに憧れ、よくふざけて真似をしたりしましたが、中々うまく出来るものではありません。

その一本足打法、自分のスイングの欠点を克服するために考案されたものだったそうですが、その打法を習得するのに王さんが壮絶なまでの努力をしたことはとても有名な話です。

練習に使った部屋の畳はボロボロになり、足から大量の血しぶきが上がったこともあったそうです。

その並々ならぬ努力の結果、王さんは1964年に当時のシリーズ最多本塁打(55本)を記録(昨年、ヤクルトスワローズの村上宗隆選手に破られるまでは日本人最多記録)。

1980年に引退するまでの、通算868本という世界最多本塁打記録を樹立しました。

私たち治療家もたくさんの患者さんの身体に触れる中で発見することも多く、技術習得には経験をコツコツ積み重ねていくことも大切なこと。

中国古典の一つ「菜根譚」の中に、「自分自身を向上させたいと思う人は、ひたむきに本来の真を求めることによって、はじめて本当の楽しみを得ることができる」と説かれています。

物事を成就させるには、時に脇目も振らずに没頭するひたむきさが必要だということですね。

3年生も国家試験まであと1ヶ月ほど。この1ヶ月でグーンと伸びる人もいます。

残りの時間、悔いのないよう勉学に邁進してくださいね。心より応援しています。

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