こんにちは、学科長田中です。
困難な事情の中、事実上初めて行われる、2年3期の応用体験実習が無事終了しました。
2名が事情により研究課題や演習での読み替え履修となりましたが、
院長や指導者からのヒアリングでも評価は高く、リタイアもおらず、
みなよくやってくれました。
しかしこれで終わりではない。
次にやってくるのは、第3期の実習体験記と症例報告の演習発表。
20年間継続している履正社柔整学生のいわば登竜門であり、
未来の学会発表を奨励する布石にもなる。
10年ほど前までは黒板に手書きで発表を行っていましたが、今はパワポ。
7枚以上、一人7分の発表、当然、実習単位認定の評価対象となる。
期間中、実習生はバイザーや院長に許可を受けて、
患者さんの局所の画像や医用画像(レントゲン、超音波エコー画像)をもらって、
資料を作成していきます。
全身撮影や個人が特定される場合は、ぼかしを入れ、削除し、加工をして、
オリジナル資料を作成します。
実習病院や診療所、接骨院の医療機器などの内部や外観、最寄り駅や商店街の
風景なども撮影し、臨場感ある実習体験記も同時に作り上げていきます。
発表は本人たちの実習簿が返却される10月下旬から。
実習が終わっても、新たなミッションが始まるのです。
12月中旬まで続き、そのあとすぐに、今度は第4期、最終の臨床評価実習の準備が始まる。
今年は海外研修こそ見送られたが、本来、2年生の1年間は、
スーパータイトでスピーディーな1年だ。
2年生諸君、卒業まで残り1年半。充実した学生生活はまだまだ続く。