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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

治る≠元通りになる

今回は少し趣向を変えて、、

皆さん、何らかのケガをしたことがありますよね?

そしてその怪我が治った経験も。

今回は、そんな話です。

当たり前の様で、なかなか意識的にそう捉えられない話ですが、

「治る ≠ 元通りになる」

なのです。

赤で囲った部分を見てください。

これは、骨折し、それが癒合した骨です。

見ての通り、癒合した部分が盛り上がっているのがわかります。

これを見て頂いただけでも、

「治る=元通りになる」ではない!

ことがわかって頂けると思います。

当然、この盛り上がった骨の上には、神経や血管、筋肉があり、

この骨が盛り上がったことによって、それらが圧迫されることになるかもしれません。

だからこそ、その影響を最小限に抑える必要があり、

その為の色々な技があるのです。

肉ばなれにしても、切れてしまった筋線維がマジックのように元通りになることはないのです。

よって、再受傷しやすくなったり、フォームの変化が起きたりするのです。

乱暴な言い方をしますが、

ケガは、安静にしていれば、放っておいても、いわゆる”治り”ます。

我々は、それをこれまでの経験や、研究で得られたもの、を通して、

より”元通り”に近づけれるよう、施術していきます。

接骨院は、単に”痛みを取る”だけではなく、

様々な技を駆使し、

”自然治癒力を促進させる”

”過反応を出さない”

ことを目指し、患者さんに接していきます。

1つでも多くの知識、1つでも多くの経験を得て、

周りの人たちから頼られる存在でありたい!

日々精進ですね。

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