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2022.10.03
U12W杯in台湾 記録員レポート②

野球コース講師の中村です。

長らくお待たせいたしました。
前回に引き続き、WBSC U12ワールドカップin台湾 記録員レポートです。

 

 

今大会はメイン球場と隣にあるサブ球場の2会場で試合を行いました。

こちらが今回のメインスタジアムです。実はこの球場、少年野球専用の球場なんです!
少年野球(12歳以下)では、通常の野球場よりも狭い規格となっています。

第2球場も少年野球専用、そしてすぐ近くで2つの新たな球場の建設が進んでいました。
台湾が国をあげて野球に力を注いでいる現状がとてもよくわかります。

 

今回は1日に2試合もしくは3試合を担当しました。

試合の記録は3名のスコアラーで行います。

①ヘッドスコアラー    打撃記録担当
②アシスタントスコアラー 投手記録担当
③データ入力       WBSC専用のアプリに入力

 

 

写真はメインスタジアムのスコアラールームです。
球場により異なりますが、グラウンドと離れている場合が多いです。

国際大会では、審判からの選手交代の通告が直接口頭ではなく、身振りによるサインのケースがほとんどです。
守備交代の場合は、代わるポジションを指差ししてくれます。
それだけ!?と思うかもしれませんが、国際大会ではこれが通常なんです・・・!

 

そのため、毎イニングスコアラー全員で、守備につく選手、打席に入る選手を目視で確認します。

 

今回もこの選手交代に苦労しました。
誰に代わったかを把握している間にも試合はすすんでいくので、協力プレーが非常に重要になってきます。

また、球場のスコアボードに表示されているヒット数や投手の球数も随時確認し、誤っている場合は球場スタッフに伝えます。
試合が始まると一瞬たりとも気がぬけません。

 

 

試合の間は食事をとったり話したりと休憩タイムです。上の写真は試合前の1コマ。
(左から台湾のスコアラー、奥はディレクターの通訳さん、イタリア人のスコアラーディレクター、右端が私です)
スコアラーは試合前に写真を撮るのが恒例です!!

 

 

 

そして、台湾の野球熱は台湾チームの試合でそのすごさを実感することができました。
もはやプロ野球レベルの応援!U12でこのレベルの応援があることに感動し、日本ではなかなかみられない光景だろうなと思いました。

 

 

記録員リポート③に続きます▶▷▶▷
次は苦労したこと(言語編)です!

 

 

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