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BASEBALL
COURSE

文部科学大臣認定「職業実践専門課程」

箕面キャンパス

SPORTS FIELD

野球コース

2年制

ここでしか得られない野球の学び。

野球を仕事にしたいと考えるあなたにとって、履正社は最適な学校かもしれません。

本校は選手、指導者、マネージャー、アンパイア、記録員、グラウンドキーパーなど、野球関連のあらゆる進路に対応し、資格取得、キャリアデザインをバックアップします。

アスリートとしても、元日本代表監督や、元プロ野球選手をはじめとする一流講師陣の指導を受けながら、男女共に社会人野球リーグに参戦して腕を磨きます。

男子は16年、17年にプロ野球選手(育成枠)を輩出し、女子は18年に侍ジャパン女子日本代表に3名が選ばれ、ワールドカップの舞台を経験するなど、活躍の場はさまざまです。

また、競技を続けながら、並行して審判員の資格や日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー資格、医療系の国家免許(理学療法士、柔道整復師、鍼灸師)を取れる専攻や、英語の語学力を同時に修得するための「国際スポーツ専攻」も設置されています。

24年度からは、全日本野球協会が定めた野球指導者資格の講習免除適応コース承認校となり、希望者は学内で資格取得を目指せます。

そして、本校は日本で唯一、国際公式記録員を育成する学校です。国際大会への派遣実績もあり、オリンピックやワールドカップでの活躍を視野に入れる学生もいます。

さらに「大会運営実習」や、春と夏の甲子園大会で、阪神園芸株式会社の直接指導のもとで行うグラウンド整備など、体験実習が充実していることも特徴です。

KEY POINTS

学びの特徴

履正社専用球場で、
毎日野球ができる。

授業で使用するグラウンドは、両翼92mの専用球場。公式戦も開催される場所です。校舎内にはシャワールーム、トレーニングルーム、栄養とボリュームが自慢の食堂も備えられているため、移動時間のロスなく座学と実技に集中することができます。男子と女子は同じ施設と設備を使用するため、女子野球の練習環境としても日本有数のクオリティを誇っています。

社会人チームへの入団実績も多数。

本コースには、卒業後も野球で大成することを夢見て、社会人チームへの入団を果たす学生が少なくありません。プロ球団や、仕事と野球を両立する社会人チームに在籍し、野球の技術を磨き続ける人材を数多く輩出しています。

「ダブル・ラーニング」の
費用対効果に注目。

競技を高いレベルで続けながら医療国家免許も取得する「メディカルアスリート専攻」、競技と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格取得を両立する「競技&AT」、競技と英語を同時に学び、海外留学も経験する「国際スポーツ専攻」なら、各専門分野を別々に履修する場合よりも短い年数で両方のカリキュラムを修了でき、学納金の大幅な減免も受けられます。どの専攻も、自身のキャリアに付加価値をつけられるコストパフォーマンスの高い内容です。

日本で唯一の「国際公式記録員養成校」。

いま、オリンピックやプレミア12等をはじめとした、野球の国際試合でスコアブックをつけられる「国際公式記録員」の人材が国内で不足しています。国際式の記録法を学べる学校は、全国でも履正社の野球コースだけ。本校は年代別ワールドカップなど国際大会への派遣実績も多く、2020年には、野球の学びと英語の修得を両立させる「国際スポーツ専攻」も新設されました。グローバル化に対応できる人材育成が求められている野球界で働くための専攻です。

CAREERS & CERTIFICATIONS

将来のキャリア・資格

目指せる分野

男子アスリート

ハイレベルな経験を積み、一段上の選手へ。

男子学生は、「履正社スポーツ専門学校」(企業チーム)と「履正社ベースボールクラブ」(クラブチーム)の2チームに分かれて活動します。いずれも日本野球連盟に加盟しており、社会人リーグで戦いながら、都市対抗野球大会や全国大会への出場を目指します。社会人野球のレベルを日常的に経験できることは、競技力を向上させるためには大きなアドバンテージとなります。高校野球の強豪から本校に進学し、卒業後はプロ野球や実業団チームに進んだ卒業生も多数います。

女子アスリート

最高の野球環境で、日本代表を目指す。

2012年に創部した女子チーム「RECTOVENUS」は、創部2年目で全国大会優勝の快挙を達成。その一方で、初心者も歓迎です。初代キャプテンは吹奏楽部出身。ソフトボールや軟式野球経験者ももちろんOKです。スポーツに打ち込んでいた経験があり、女子野球に興味のある方なら、活躍できる可能性は十分にあります。また、海外との交流が活発なことも魅力の一つ。野球を愛する海外の選手たちと切磋琢磨しながら、女子野球のワールドカップ出場を目指す学生もいます。

マネージャー・アンパイア

「国際公式記録員」の資格が取得できる。

本校は全国で唯一、「国際公式記録員」の養成校として全日本野球協会(BFJ)から認定・推薦されている学校です。昨今、野球界では国際大会が増加しているため、英語を駆使して記録員として活動する「国際公式記録員」の存在価値が高まっています。卒業生の中には、企業で勤務しながら国際公式記録員として世界を飛び回る者もいます。また、審判の授業や講習会もあり、全学生が「全日本野球協会公認審判員3級」を取得。将来的に審判員1級として活躍する道も開くことができます。

コーチ/トレーナー

選手の力を最大限引き出したい。

本校は、全日本野球協会が定めた野球指導者資格(U12・15)の講習免除適応コース承認校です。希望者は学内で指導者資格の取得を目指すことができます。また、中学生チーム「北大阪ボーイズ」の指導実習も行っています。学生は指導者の役割を経験することで、日々の学びにつなげます。また、ダブル・ラーニング制度を利用し、医療国家免許やアスレティックトレーナー資格を取得する学生が多いことも特徴。スポーツ傷害に悩む選手の心身を理解し、サポートできる優れたトレーナーが目標です。

スポーツビジネス

野球にかかわる就職先が多数。

毎年、阪神甲子園球場で開催される「春のセンバツ」と「夏の甲子園」において、グラウンド整備実習を実施しています。指導を担当するのは、“神整備”で知られる阪神園芸株式会社。この実習がきっかけで同社に就職した卒業生が多くいます。さらに、日本で開催される国際大会や、トライアウトの運営補助を体験できることも特徴です。日本代表のベンチマネージャーやスコアラーの経験は、就職活動時の大きな自己PRに。学生は多彩な実習を通し、企業人としても勝負できるスキルを身につけます。

主な進路

  • プロ野球選手
  • 実業団野球選手
  • プロ指導者
  • アンパイア
  • トレーナー
  • 球団職員
  • スポーツ関連企業スタッフ
  • 公務員
  • 一般企業就職
  • 内部進学
  • 大学編入学
  • 海外留学 など

ダブル・ラーニング選択者のみ

  • 病院・クリニック就職
  • 接骨院、鍼灸院などへの開業・就職
  • スポーツチームのメディカルスタッフ
  • 整形外科・リハビリセンター就職
  • 健康増進施設・福祉施設就職

取得可能な資格

  • 全日本野球協会公認野球指導者資格(U-12・15)
  • 全日本野球協会公認審判員3級
  • 秘書検定2級
  • ビジネス実務マナー検定2級
  • サービス接遇検定2級
  • キネシオテーピング検定
  • 日本ネイリスト技能検定 3級、2級
  • JNAジェルネイル
  • マルトメソドロジー ベーシックコース履修(スポーツに特化した爪ケア) など

ダブル・ラーニング選択者のみ

  • 日本スポーツ協会公認
    アスレティックトレーナー
  • 理学療法士(国家免許)
  • 柔道整復師(国家免許)
  • はり師・きゅう師(国家免許)
  • TOEIC800(目標スコア) など

CURRICULUM

授業・カリキュラムの内容

2年間の流れ

1年次

基礎を学びながら希望するレベルで実戦経験を

学びのPOINT

男子は「履正社スポーツ専門学校」と「履正社ベースボールクラブ」の2チームに分かれ、在校生のポジションや特性に応じてチーム力が均等になるように所属チームを振り分けます。女子は「履正社RECTOVENUS」に所属します。それぞれ、社会人チームとして活動し、多くの大会やOP戦に参加しながら実戦経験を積み重ねます。所属チームごとで基礎を磨き、さらなる成長につなげます。

主な行事

春合宿
春季トーナメント予選
都市対抗予選

クラブ選手権大会
夏合宿
全国専門学校大会

日本選手権予選
西日本地区専門学校大会

強化練習
トレーニング月間

進級時

望む進路に応じてチームの変更が可能

2年次

応用を学びながら次の進路への準備を行う

学びのPOINT

1年次に習得した基礎的な知識や技術、経験をベースに、教員との面談を重ねた上で将来の方向性を固めます。「プレーヤー・マネージャー・アンパイア・トレーナーなどとして野球に携わりたい」、「医療国家免許を取得して医療人として活躍したい」、「一般企業への就職や大学編入、海外留学を目指したい」など、様々な夢に向かって活動します。各種資格の取得についても厚いサポートを受けることができます。

主な行事

春合宿
春季トーナメント予選
都市対抗予選

クラブ選手権大会
夏合宿
全国専門学校大会

日本選手権予選
西日本地区専門学校大会

資格試験
強化練習
トレーニング月間

主な専門カリキュラム

スポーツ医学、トレーニング論など、スポーツ学科共通のカリキュラムをベースに、競技に特化した知識・技術を習得します。

キャリアデザイン ゼミ 実践英会話 ビジネス実務対策講座
ネイル検定対策講座 野球実技 スポーツ生理学 スポーツケア
解剖学 スポーツ栄養学 栄養アセスメント スポーツ心理学
スポーツ医学 バイオメカニクス スポーツ指導論 トレーニング理論
発育発達論 スポーツ社会学 スポーツ経営学 クラブマネジメント
審判法 スポーツメディシン JATI-ATI対策講座 NPB・OBトレーナー
対策講座
公式記録員対策講座 トレーニング基礎 トレーニング応用 ストレッチング
コンディショニング 現場実習 運営実習

時間割例

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1時限
9:30~11:00
野球実技 野球実技 野球実技 野球実技 野球実技 野球実技
2時限
11:10~12:40
野球実技 野球実技 野球実技 野球実技 野球実技 野球実技
3時限
13:30~15:00
テーピング 野球実技 英会話 コンディショニング ゼミ論
4時限
15:10~16:40
スポーツ解剖学 スポーツ社会学 スポーツ栄養学 スポーツ医学 スポーツメディスン
5時限
16:50~18:20
大学編入対策 スポーツ生理学
  • 実技
  • 座学
  • 実習
  • ※上記のタイムテーブルは一例です。

実習・研修プログラム

実習の現場から

野球の聖地、甲子園での実習も。

本コースでは毎年、甲子園球場で行われる「春のセンバツ」と「夏の甲子園大会」でグラウンド整備実習を行っています。阪神園芸株式会社の直接指導のもと、満員の観衆の中でグラウンド整備をすることで、野球を支える仕事の意義を体感し、野球界を支えるプロとしての責任感も培います。
また、高知県安芸市の「安芸市営球場」での春季キャンプや、宮崎県串間市の「串間市営球場」での夏季キャンプも恒例となっています。プロが実際に使用する施設で集中的にスキルアップに励むとともに、仲間と寝食を共にすることでチームワークも強化されます。国際公式記録員やマネージャーを目指す学生の中には、年代別ワールドカップなどの世界大会に派遣され、日本代表をサポートする中で緊迫感あふれる現場の空気を体感する者もいます。

研修プログラム

キャンプ(高知・宮崎)・遠征試合必須
キャンプや遠征試合を通じて、競技力向上をめざす。

毎年、高知県安芸市と宮崎県串間市にてキャンプ実習を実施しています。学生は1年間に1度、どちらかの実習に参加します。環境を変えて野球に取り組むことで、自分に向き合い、弱点を克服して長所も伸ばします。また、年間に数回遠征試合を行い、競技力向上や環境変化に対する対応力も高めます。

甲子園実習希望者
日本中が注目する、春・夏の高校野球大会でグラウンド整備

本コースでは、阪神甲子園球場で春に開催される「選抜高校野球大会」と、夏に開催される「全国高等学校野球選手権大会」でのグラウンド整備実習を行っています。このプログラムは、阪神甲子園球場の管理業務を担う阪神園芸株式会社の指導のもと行われ、学生は「球場整備のプロ」から直接指導を受けることができます。春のセンバツと夏の甲子園は、日本中が注目する野球の国民的イベントです。その熱気と、野球が人々に与える感動を身近に感じながら、野球を支える仕事の意義を体感し、球界を支えるプロとしての責任感も培います。

公式記録員実習
公式記録員の実習で国際試合の記録員をめざす

野球コースでは、公式記録の実習を積極的に実施しています。日本で開催された年代別ワールドカップなどでは、本校の学生が公式記録員として大会運営に貢献しました。野球で活躍できる人材育成という履正社の学びが高く評価された結果、一般財団法人全日本野球協会(BFJ)から、国際公式記録員養成校としても認定・推薦をいただきました。また、社会人野球の大会でも数多くの実習の場を設けており、公式記録員としての経験を積むことで、実力をつけることができます。

INTRODUCTION OF TEACHER

教員紹介

土井 幸大

野球コース GM/履正社スポーツ専門学校 監督

高等学校教諭一種免許(社会・国語)鳴門市立鳴門工業高等学校(現:徳島県立鳴門渦潮高等学校)出身。大阪経済大学に進学し、野球部で選手として活躍。卒業後、高校野球に携わり硬式野球部のコーチ・監督を経験

履正社には「大きな夢を達成したい」「高校時代に経験出来なかったことに挑戦したい」さらには「履正社で初めて野球に取り組みたい」など様々な人生を歩んできた学生が一緒に学びます。履正社で共に楽しく野球をしませんか?

長谷川 直道

履正社ベースボールクラブ 監督

福知山成美高等学校出身。第88回全国高等学校野球選手権大会に出場(2006年)。卒業後は大阪経済大学へ進学し、硬式野球部へ入部。ベストナインを3度受賞する。大学卒業後は一般企業の営業職として3年間勤務。大阪経済大学硬式野球部のコーチを経て、本校へ

野球を本気で楽しみ、野球を通じて将来の視野を広げてみませんか?全力でサポートします。箕面グラウンドで待っています。

弓埜 里桜

履正社RECTOVENUS 監督

大阪府出身。小学生から野球を始め、中学から社会人までに3度の日本一を経験。大阪体育大学では主将を務め、大学選抜や関西選抜にも選出される。卒業後は「阪神タイガース Women」でプレー。現在は本校で後進を育成する

本校では選手としてはもちろん、裏方の仕事などを学ぶ道もあります。常に周囲の方への感謝を忘れず、技術だけでなく礼儀作法や人間性を育むことも大切にしています。どんな夢も全力でサポートします。履正社で思いっきり野球をしてみませんか?

中村 風香

履正社スポーツ専門学校 野球部長
履正社RECTOVENUS 野球部長

1994年、北海道生まれ。北海高校卒業後、本校野球コースと理学療法学科に内部進学。整形外科に勤める傍ら、国際公式記録員として野球とソフトボールの国際大会に数多く派遣される。2021年は東京五輪に携わった。現在、野球コースの公式記録員講師も務める

大好きな野球にいつまでも関わりたいと思っている方、選手以外にも道はあります!

野球を支える「日本代表」に。

ー高校時代の夢は何でしたか?

「野球部のマネージャーをしていて、裏方で野球を支える楽しさを感じていました。だから将来も野球に携わる仕事をしたいな、と。それだけ考えていました」

ーどうして故郷の札幌を離れ、大阪の履正社に進学したんでしょう。

「野球を探究できる環境と、医療国家免許など様々な資格を取れる環境があったからです。でも、まさか自分が国際公式記録員として世界を飛び回り、理学療法士になるなんて履正社に入った頃は想像もしていませんでした。そういう引き出しがたくさんあるところが、履正社の強みだと思います」

ーこれまでに、国際公式記録員としてどんな大会に派遣されましたか?

「野球とソフトボールは国際式のスコアが一緒なので、ソフトボールの試合もよく担当します。ここ数年だと、台湾のU12ワールドカップ、ニュージーランドの男子ソフトボールワールドカップ、香港の女子アジア野球ワールドカップもなども担当しました。21年には東京オリンピックにも派遣されました」

ーオリンピックの舞台はいかがでしたか?

「他の国際試合と比べて注目度が高かったり、普段と異なる業務があったりと、プレッシャーも感じましたが、終始楽しんで臨みました。決勝を含む15試合を担当しています」

ー今、国際公式記録員として活動する日本人は何名ぐらいですか?

「私を含めて国内に2人しかいません。日本の高校野球とプロ野球で採用されているスコアのつけ方と、国際的に使われているスコアのつけ方は違っていて、用語も違います。履正社は日本で唯一、全日本野球協会公認の国際公式記録員養成校です。今は更新を育成する授業にも力を入れています」

好きなことをとことんやっていたら。

ーメディカルアスリート専攻を選択し、理学療法士の国家免許を取った理由は?

「マネージャーとして、野球をしているアスリートたちを間近で見てきているので、やっぱりチーム内で怪我をしている選手が多かったりすると『もっと力になれたらいいな』と自然に思いました。身体の動きに対する専門性が高いことと、病院で働けるという魅力もあって、理学療法士の資格取得を選びました」

ー後輩へのメッセージをお願いします。

「私は野球や医療が好きで、好きなことをとことんやっていたら今の仕事に就くことができました。だからまず好きなことを見つけて、チャンスがあればつかみに行ってほしいと思います」

亀山 努

コーチ

1987年阪神タイガースに入団。ゴールデングラブ賞受賞、オールスター出場など活躍。引退後、枚方リトルリーグの監督として就任後2年でリトルリーグ世界1位へ導く。現在は野球解説者、評論家として活動

まだ野球に心残りがあるなら、もう一度頑張ってみませんか?精一杯サポートします。履正社で燃え尽きよう!

マック鈴木

コーチ

1992年に渡米し、1996年にメジャーリーグに昇格。2002年にオリックスブルーウェーブからドラフト2位で指名され入団。その後、アメリカ・メキシコ・台湾・日本のプロチームで活躍。現在は、野球解説者、評論家として活動

今までと違った野球観で野球を楽しみましょう。会える日を楽しみしています。

本田 明浩

コーチ

庫県立社高校出身。高校卒業後、新日本製鐵大分では1990・1991年に都市対抗野球大会に出場。1991年に福岡ダイエーホークスからドラフト指名を受ける。その後、ブルペン捕手として阪神タイガースに入団し、2001年から18年間貢献した。阪神退団後は、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスや社会人チームで指導者として活動した

毎日本気で野球をしたい方、全力で応援します。履正社グラウンドで待っています。

長島 裕二

阪神タイガースのトレーナーや病院のリハビリテーションで20年ほど経験を積む。その後、渡米し N.Y.メッツ新庄剛志選手の治療に励む。 帰国後、立命館大学硬式野球部や治療院開院を経て株式会社A.T.NAGASHIMA設立

  • 株式会社A.T.NAGASHIMA 代表取締役

阪神タイガースのトレーナーという経験を活かし、プロ野球トレーナーの現状や、最新の情報をきめ細かに伝えたいと考えています。選手の身体のコンディショニング・ケガの治療・トレーニングによるパフォーマンスアップなど、選手の管理を共に勉強しましょう。

元脇 周也

理学療法士として20年間病院で勤務。スポーツ専門リハビリテーションに従事した経験をもとに野球専門のセラピストとして活躍。野球選手が「常に最高のパフォーマンスを発揮し続ける」コンディショニングをサポートしている。2005年、2009年、2019年と3度にわたりU-18野球日本代表チームトレーナーとして帯同した

  • 一般社団法人スリーバランス 吹田アカデミー校長
  • Beyond the frame 代表

常に最高のパフォーマンスを発揮し続けるコンディションの作り方を学びに来てくださいね。

上萩 環

元高校球児の経験を踏まえ、管理栄養士としてジュニアアスリートを中心に食事の大切さを伝えている。シダックスフードサービス株式会社、メディカルフィットネスの管理栄養士を経て、現在はフリーランスとして活動中。調理系専門学校の講師や講演会、個別栄養指導の実績も多数。中学・高校野球部、強豪社会人チーム、女子大学バレーボール部、ジュニアサッカーチームなどで栄養サポートも行う

  • 管理栄養士
  • 調理系専門学校講師

アスリートの土台となるのは身体の強さです。栄養学を知識として取り入れることで自らの身体作りに活かすことができます。また指導者、親になった際にも栄養学は役立ちます。本校の学びを通してさらに自己パフォーマンスの向上を目指していきましょう。

GRADUATES

卒業生紹介

阪神園芸株式会社 勤務

栁川 浩大さん

野球コース 2016年卒業

1996年、大阪府生まれ。小学校3年生で野球をはじめ、幼い頃から甲子園球場の整備の仕事に憧れを持つ。益田東高校では県ベスト4。ポジションはキャッチャー。本校在学中から、阪神園芸での実習・アルバイトを精力的にこなし、春・夏の甲子園をサポートした

甲子園球場の〝守り神〟として。

ーお仕事の内容について教えて下さい。

「阪神甲子園球場と鳴尾浜球場のグラウンド整備と芝生の管理をしています。試合中、選手が動けば土も動くので、ケガ無くプレーができるようしっかり整備するのが私の仕事です。日によって、天候や気温も違いますし、水分の抜け具合や土の締まり具合も違います。感覚が大事な世界ですね。責任も感じますが、好きなことができているのでやっぱり面白いです」

ー仕事中、心掛けていることは?

「試合中は、三回、五回、七回と整備に向かいます。時間が限られているので、どこを直すべきか的確に考えて行動するようにしています。試合中も、モニターでボールの跳ね具合をチェックしたりしますね。あと、選手それぞれの要望を聞いて、『こうして』と言われた時はすぐ動けるようにしています」

ーやりがいを感じるのはどんな時ですか。

「土砂降りの雨でグラウンドがぐちゃぐちゃになった日がありました。何とか試合ができるよう整備した時、相手チームのスタンドから『阪神園芸さんありがとう』って聞こえました。この仕事をしていて良かったと思いましたし、すごく嬉しかったですね」

「何か野球に恩返しができたら」

ー履正社へ進学を決めた理由は?

「就職か進学か迷っていた時に、監督から『履正社はどうだ』って紹介されました。それで学校見学に行った時、『この学校は野球だけじゃないぞ。医療の資格も取れるし野球に関わる仕事にも就ける』と、先生方がいろんな話をしてくださいました。阪神園芸についてもその時に伺ったんです。自分自身、何か野球に恩返しができたらと思って入学を決めました」

ー学生生活で印象に残っていることは。

「野球コースには、全国から色んな学生が集まってきます。名門校出身もいたので、それぞれの高校の話をしてよく盛り上がりました。あと、専門学生は社会人野球に登録して大会に出るんですが、高校野球の時と比べて球速が全然違っていました。これまでと違ったレベルでプレーできたことは良かったです。ただ、やっぱり印象深いのは、阪神園芸にアルバイトや実習へ行かせてもらったことです。夏の甲子園の時なんかは、客席からの歓声が本当にすごいんですよ。ちょっとの距離なのに、先輩方と会話ができないぐらい。圧倒されます。その経験が、今の自分に活かされています」

医療法人和合会 好生館病院 勤務
軟式野球部 所属

原 裕大さん

三田松聖高等学校 出身

社会人野球でプレーしたいと思い履正社に入学し、卒業後に社会人野球に進むことができました。仕事と野球の両立は楽なことではありませんが、人のために仕事をし、自分の好きな野球ができる職場で働けて良かったと思っています。今後は野球でチームに貢献するのはもちろんのことですが、職場でも貢献できるように頑張ります。

株式会社G-7ホールディングス 勤務
G7BLUE REDS KOBE 所属(軟式野球)

岩崎 篤さん

東海大学付属札幌高等学校 出身

高校卒業後、履正社スポーツ専門学校北大阪校に入学し野球をすると決めた時は、この2年間でやり切り野球人生に区切りをつけようと考えていました。しかし、履正社に入り指導者の方々に教えてもらうことは新たな発見ばかりで今まで以上に野球が楽しくなりました。その中でも多くのことを教わったマック鈴木コーチが監督をしているG7ホールディングスで野球をしたいと強く思うようになり仕事と野球の両立を選びました。将来は野球の指導者になりたいと思っています。まだまだ野球を知って自分の夢に向かって頑張っていきたいと思います。

鹿屋体育大学 編入
エイジェック硬式野球部所属

吉井 温愛さん

履正社高等学校 出身

私は、野球の技術を向上させたいと思い、環境が整っている履正社スポーツ専門学校北大阪校へ入学しました。野球コース卒業後は、保健体育科の教員免許が取得でき、スポーツについて様々な見地から深く学べると考え、鹿屋体育大学へ編入学しました。専門学校で体得した野球の技術と大学で学んでいる様々な知識を生かして、パフォーマンス向上に繋げ、女子野球選手の目標とされるプレイヤーになりたいです。

阪神園芸株式会社 勤務

藤井 秋博さん

岡山県美作高等学校 出身

野球を続けたいという以外、将来についてあまり考えていませんでした。しかし春・夏の甲子園での実習経験が転機となりました。野球への熱い心を持つ球児がケガをしないようにと、グラウンド整備をすることに大きなやりがいを感じたのです。阪神園芸での実習によって、「野球を支える仕事がしたい」という目標が見えました。そして阪神園芸に入社でき感謝しています。

大阪府小学校教諭

土井 幸乃さん

大阪府立布施高校 出身

卒業すると同時に本校野球コースの教員となり、教えることの喜びや奥深さを知り、先生という職業にあこがれるようになりました。そして在籍中に小学校一種免許にチャレンジし、念願の教員免許を取得することができました。これからは、ここでの経験を活かしながら小学校の先生として頑張っていきます。

カナフレックスコーポレーション株式会社 勤務
カナフレックス硬式野球部 所属

迫 勇飛さん

東洋大学附属姫路高等学校 出身

プロ野球・社会人野球選手になりたいという思いで履正社に入学しました。高い目標を掲げる中で、挫折などもありましたが、履正社のスタッフの方々のサポートもあり、色々な高い壁を乗り越え、自分自身を成長させることができました。卒業後にはカナフレックスコーポレーションに入団させて頂くことができ、また新たな目標とともに野球ができています。そして、野球だけでなく社業との両立により、一社会人としての成長も感じれていて、すごく充実しています。これからも、履正社の卒業生として礼儀や努力を忘れずに日々邁進していきたいと思います。

株式会社ミキハウス 勤務

栗山 拓巳さん

帝京大学 出身

帝京大学を卒業後、野球を続けたくて入学。一から学び直すことで、理想としていたピッチングを確立できました。努力が実り、オール大阪に選出。さらに「2013香港国際野球オープントーナメント」日本代表として選出され優勝を体験。そしてミキハウスレッズの選手として就職できました。成長できたのは、履正社のおかげだと思っています。

韓国プロ野球 SSG LANDERS 所属

ハン ドゥソルさん

光州第一高等学校 出身

日本の野球を学びたいという気持ちから、社会人野球の舞台でプレーができる履正社に入学を決めました。当初はコミュニケーションに苦労しましたが、日本語学校に通いながら猛勉強しました。2年間の努力の末、野球コース卒業後は韓国のプロ野球球団に入団。2021年に兵役を終えて、再びプロテストを受け、現在はSSG LANDERSに所属しています。1日でも早く1軍の試合で活躍することが目標です。

三菱自動車工業株式会社 水島製作所 勤務
三菱自動車倉敷オーシャンズ 所属

猪崎 真也さん

興譲館高等学校 出身

私は、社会人チームで野球をしたいという思いから履正社に入学しました。色々と不安がある中、無事に社会人野球へ進むことができました。今後は違う世界の中で結果を残せるよう、日々精進していきたいと思っています。また、野球だけではなく一社会として立派な人間になれるよう頑張ります。

三菱自動車工業株式会社 水島製作所 勤務
三菱自動車倉敷オーシャンズ 所属

本木 駿也さん

埼玉県立上尾高等学校 出身

私は埼玉で高校野球をしていて履正社に入学。ひとり暮らしの不安の中で何度もあきらめそうになりましたが、社会人野球に進むことができました。今後は社会人野球の世界で勝ち負けの喜びを知ると同時に、野球人としてだけでなく企業人、社会人としても頑張りたいと思っています。

  • ※肩書き、インタビューの内容は取材当時のものです。

TEAM DATA

チームデータ

履正社3つの野球チーム

履正社スポーツ専門学校

日本野球連盟に企業登録をしているチームです。都市対抗野球大会や日本選手権大会への出場を目指します。

履正社ベースボールクラブ

日本野球連盟にクラブ登録をしているチームです。都市対抗野球大会やクラブ選手権大会への出場を目指します。

履正社RECTOVENUS

全日本女子野球連盟・関西女子硬式野球連盟に所属するクラブチームです。全日本選手権大会や全日本クラブ選手権大会への出場を目指します。

選手一覧

履正社スポーツ専門学校 2年生

青木 丈和

鳥取県立倉吉総合産業高等学校

垣谷 翔豪

兵庫県立和田山高等学校

田端 慶也

星翔高等学校

田畑 吏空也

大阪府立大冠高等学校

野村 慶太

生光学園高等学校

矢野 天馬

兵庫県立猪名川高等学校

山元 良太

大阪府立八尾北高等学校

米田 晃

龍谷大学付属平安高等学校

履正社スポーツ専門学校 聴講生

柿久保 天翔

徳島県立城西高等学校

飯田 駿介

岡山県作陽高等学校

佐々木 啓佑

和歌山県立日高高等学校 中津分校

塩山 翔太

東大阪大学柏原高等学校

大久 悠摩

日本文理高等学校

履正社ベースボールクラブ 2年生

石井 沢基

高知中央高等学校

岩本 海聖

山口県立防府商工高等学校

上地 一颯

星翔高等学校

江口 凛太瀧

藤井学園寒川高等学校

大川 智輝

大阪高等学校

金田 海

大阪府立北摂つばさ高等学校

川上 翔生

京都府立木津高等学校

迫 珠里

和歌山南陵高等学校

泊 日向

大阪産業大学附属高等学校

中本 隆太

大阪府立大冠高等学校

濱田 空

和歌山県立日高高等学校中津分校

日置 璃空

石見智翠館高等学校

廣納 魁

愛知啓成高等学校

藤森 啓太

兵庫県立西宮甲山高等学校

汾山 大翔

大阪府立大冠高等学校

松井 海斗

京都共栄学園高等学校

宮田 珠来

福知山成美高等学校

山内 直弥

山口県鴻城高等学校

履正社ベースボールクラブ 聴講生

横井川 功樹

京都精華学園高等学校

履正社RECTOVENUS 2年生

上田 小桃

静岡県立田方農業高等学校

髙口 結彩

柳川高等学校

マネージャー&学生コーチ

圓尾 明華

広島文教大学附属高等学校

黒田 優登

あべの翔学高等学校

山崎 愛由武

兵庫県立氷上西高等学校

BLOG

日常風景(ブログ)

SNS LINKS

SNS

POLICIES

教育目標

学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)

野球コースでは、変化が早く複雑な現代社会を踏まえて、自己実現のためにセルフマネジメント能力を高めて、生きる力を持った人材を育成することを目指します。そのため、以下の資質・能力を身につけた者に卒業を認めます。

1.野球という競技を通じ、他者と協働する力・自ら学ぶ力・問題・課題を解決する力を身につけて、幅広く社会で活躍できる人材となること。
2.社会人として基礎的なマナーを身につける。
3.競技の技術力のみならず、練習方法、スポーツ外傷に対する応急処置、スポーツ障害に対する予防、さらにはチーム管理・運営などを身につけて、将来指導者として、競技の発展・普及に尽力できる人材となる。

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

野球コースでは「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」において示した能力を身につけるため、以下の方針に基づいて教育課程を編成しています。

1.野球実技を通して、技術向上だけでなく、他者と協働する力・自ら学ぶ力・問題・課題を解決する力の向上を図り、社会性を身につける。
2.野球・スポーツの知識を深め、技術向上と指導スキルの習得を目指すために国際公式記録員やアンパイアとしての実習を行い、資格を取得する。さらには大会運営実習も行い、競技がどのようにして成り立っているかを把握させる。
3.2年生からは野球専攻、メディカルアスリート専攻、競技&アスレティックトレーナー専攻、国際スポーツ専攻など、希望する各専攻の目標に合わせた科目の設置。
4.野球に限らず、一般企業へのインターンシップを通して、卒業後に待ち受ける社会に触れ、自己実現のための目標設定をさせる。

学位授与の方針
(アドミッション・ポリシー)

履正社スポーツ専門学校北大阪校は、「履正不畏・勤労愛好・報本反始」を建学の精神とし、野球コースでは「本校の教育内容に高い関心と理解があり、入学後、学修、課外活動に積極的に取り組むことができる者」として、以下の入学者を受け入れます。

1.野球という競技を愛し、自身の技術の向上と競技の発展・普及に積極的に取り組める者。
2.野球に関する基礎体力を有する者。
3.野球に関する基礎知識を有し、多角的に物事を思考・判断する能力を有している者。
4.自発的・主体的行動力を伸長させようとする意志・意欲を有している者。
5.社会性、対人関係能力、コミュニケーション能力を有する者。

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