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スポーツは日本経済を救えるのか?

厚生労働省が2月27日に発表した人口動態統計の速報値(外国人を含む)によれば、2023年の出生数は過去最少の75万8631人だったそうです。ちなみに、私が生まれた1973年の出生数は209万1983人でした。ねえっ、この50年で物凄く少子化が進んでいるでしょう💦

出生数が減るとどうなると思いますか?

①人口が減り、益々高齢化が進み、社会保障制度に負担がかかり財政が厳しくなります。つまり、今よりもっと税金が高くなります。現在でも厳しい状況ですが、将来はさらに厳しくなり、生活がますます苦しくなるでしょうね。

②労働力が不足し、国内経済全体に悪影響を及ぼします。国内市場の縮小や消費の低迷が起こります。物を生産し売りたいと思っても、スタッフが足りない状況では難しいです。ロボットを活用することも考えられますが、需要が少なければ多くの物は売れません。結果的に、利益が出ず、給料の増加も期待できません。

③地域経済の停滞や地域社会の衰退が進み、地域間の格差が拡大します。過疎地域では経済活動が困難になります。そのため、住民の生活がますます困難になり、人口の流出が起こります。地方自治体の収入(税金)が減少すれば、公共サービスの提供も低下します。

④学校や医療機関の閉鎖やサービスの低下が起こり、子育て世代や高齢者の生活に影響が出ます。地方自治体の収入が減ると、公共サービスを提供する場所や人員が減少し、生活が不便になります。

今の「日本は生きにくい」ですね。

さて、そんな日本でスポーツには、どのような期待が寄せられているのでしょうか? スポーツは日本経済を救えるのか? それについては、次回お話しします。

教員 山口

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