こんにちは、アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
十三で手に入るお土産といえば、喜八洲ですね。
喜八洲といえばかけるものが豪快なのが魅力です。
みたらしはタプタプで、わらび餅はきな粉がドッサリです。
現在は週一で、どちらかを買って帰る今日この頃です。
さて、週一といえば、アスレティックトレーナー実習です。
一年生の夏過ぎに振り分けられた各実習先で約1年間、教員の指導のもと実習を行います。
通常、実習は決まった曜日に通います。
しかし、時々実習先とタイミングが合わない日が出てきます。
そんな日は学内実習を行います。
行う内容はその時々で必要なことを学びます。
例えば先週の学内実習では「徒手でのケア」について行いました。
トレーナーの手で選手の状態を改善する、というスキルです。
今回は、疲労の蓄積した選手の状態を良くする方法を教えました。
選手が質の高い練習を継続するためには、当然適切な疲労の除去が重要です。
もちろん、選手自身のセルフケアや体調管理が一番大切です。
しかし、それを行った上でトレーナーの技術が上乗せされることでより回復させることが出来るのです。
これにより、翌日のパフォーマンスに影響するので、現場でトレーナーに求められる必須スキルといえます。
実際、このケアのスキルはとても奥深いものです。
スキルが高ければびっくりするくらいの効果が出ることもありますが、
逆に低ければ悪化させる、なんてことも起きます。
この日は基本を行いました。
それは「筋肉は緩ませた状態で押すと、痛みは少ないが緩むのに時間がかかる」と、
「筋肉は伸ばした状態で押すと、痛いが緩むのに時間がかからい」の二つです。
この効果の違いを実際に体感しながら練習を行いました。
終わると「最初と比べ、変わった!」という感想が口々から出ていました。
当然ですが、効果を出すことが最も大切です。
学生には選手の疲労がピークになる夏合宿に向け、このスキルを高めてもらいたいと思っております。