こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
最近、少しずつ暖かくなってきましたが、まだまだ朝などは寒いですね。
ちなみに私は寒いのが苦手なので早く夏になってもらいたいです。
と、言いながら夏になると暑いのが苦手、と言っているかもしれませんが(笑)
また、3月に入りだいぶ日も長くなってきました。
実習先の履正社高校から見える夕日もいい感じです。
さて、日といえば本日は「ビタミンD」のについてのお話です。
皆さん、ビタミンDをご存じでしょうか?
ビタミンDは骨の健康に必要なビタミンです。
骨と言えばカルシウムですが、ビタミンDはこのカルシウムやリンなど骨を構成するミネラルの吸収を良くしてくれます。
また、ビタミンDは免疫機能を高めるとも言われ、コロナ禍の現代でとても注目されているビタミンです。
食べ物では鮭やさんま、キノコ類などに多く含まれます。
(我が家の夕食も鮭でした)
このビタミンD、おもしろいことに食べ物からだけでなく、日光を浴びることにより皮膚で作ることもできます。
つまり、骨の健康には日光も大切なのです。
ことアスリートにとっては骨がもろい、ということは疲労骨折のリスクが高くなります。
我々アスレチックトレーナーとしても、アスリートの疲労骨折はなんとしてでも防ぎたいケガの1つです。
ちなみにアスリートの中でも「屋内競技」、「日照時間の少ない場所」という条件下では特にビタミンD不足リスクが高くなります。
具体的にいうとスケート競技などがこれにあたります。
以前、お話したスピードスケート日本代表選手は、日照時間の短いヨーロッパの国へ遠征する場合、疲労骨折の予防の為に日が出ている時を見計らって毎日日光浴を行います、言われていました。
アスリートのコンディショニングといえば筋肉に注目してしまいがちですが、骨の健康も大切なのです。