みなさん、こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の今井です。
9月も終わろうというのに相変わらず30度以上の日が続きますね…
ちなみに、気象庁によると最高気温が35℃以上の日を猛暑日、
30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日というそうです。
秋なのに真夏日…辛いです…(笑)
日が陰ると肌寒くなることもありますので
寒暖差にはご注意くださいね!
さて、本日のお題はこちら
私、救急処置論の授業を担当しておりますので、
本日はAT職員室にあるAEDの使い方をご紹介します!
使い方を紹介します!と言いましたが、実際使用する際には
電源さえいれればAEDが音声で説明してくれますので
ご安心ください◎
どんなものかわからず、使ってみる勇気がない…なんてことが無いよう
今日はちょっと中身を覗いてみましょう(^^)
まず、一番外側のカバーを開けると…
AED本体とともに、対応の際に使うであろう様々な用具が入っています。
身体がぬれている際に、ふき取るためのタオルや
衣服を切らなければならないときのハサミ。
パッドが浮いてしまうようであれば毛をそらなければならないのでカミソリや
感染予防のためのグローブ/一方向弁付きの吹き込み口(人工呼吸で使用します)
至れり尽くせりですね!
ちなみにこちらはメーカーによって内容物が異なりますのでご注意ください。
(AT職員室に設置されているのはSECOMの物です。)
いよいよ蓋を開きます…
AT職員室で使用しているものは蓋を開くと電源が入るタイプのものに
なりますので、ふたを開けた瞬間からAEDが大きな声でしゃべりだします!
(心の準備をしてから開けないとちょっとびっくりします(笑))
蓋を開けると本体に既に取り付けられたパッドが入っています。
まず初めに右端の成人/小児の切り替えを行い、
パッドを装着していきます。
ちなみに、成人/小児の切り替えを行うタイプのもの以外で、
成人用パッド/小児用パッドで使用を区別するものもあります!
(授業ではこちらで伝えたのですが…うちの職員室のものはスイッチ切り替えでした!)
小学生以上は成人、未就学児は小児となりますので、覚えておいてくださいね◎
パッドは封を切るとこのような形で入っています。
使い捨てになりますので、今回は古くなったパッドで写真撮影を行いました◎
(パッドにも使用期限があります!)
成人に対してパッドを貼る位置は
①胸の右上(鎖骨の下・胸骨の右)
②胸の左下(脇の下5~8cm下、乳頭の斜め下)
未就学児であれば
①胸
②背中
パッド間を電気が流れますので、2つのパッドで心臓を挟み込むように貼ってください。
頭で覚えていなくても、実際に使用する際にはパッド自体にイラストが
書かれていますので、恐れることはありません!
ただし、ペースメーカーなどが埋め込まれている人に対しては
機械に重ならない様、十分注意して下さい。
金属性のアクセサリーも要注意です!
パッドの装着がキチンとできれば、後はAEDの音声に従うままです…
心電図の解析➡電気ショックが必要な場合は電気ショック
という順で進みますので、AEDの指示に従い、倒れている人から離れる
通電用のボタンを押すなどの対応をお願いします。
ちなみに、職員室のAEDにはこのような使い方説明書も一緒に
付けてありますので、”使い方がわからなくて困った!”なんてことは
ないかと思いますのでご安心ください。
使用する日が来ないことを祈るばかりですが…
もしもの時の備えは必要です!
これを見てくださっている方も街中のAEDを見かけたら
使い方を思い出していただけると嬉しいですね◎
もしもの時は助け合い。みなさん、頑張りましょう!