こんにちは、アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
近頃は、カレーにはまっています。
インドのスパイスたっぷり系も好きですが、最近のお気に入りはスープカレーです。
私は代謝が良く、カレーを食べると汗だくになります。
実はカレーを食べなくても、カレーのことを想像するだけで目の下にうっすら汗が出てきます。
梅干しを想像すると唾液が出るのと同じで、カラダが反応してるのです。
思考とカラダは密接な関係にあるんですね。
さて、私の担当しているトレーニング系授業では、スクワットとデッドリフトについて細かくやります。
そもそもスクワットとデットリフトという種目をご存じでしょうか?
スクワットは肩に重りを担ぎ立ち上がるトレーニングで、デッドリフトはぶら下げた重りを引き上げるトレーニングです。
これらはトレーニングのビッグ3といわれる代表的種目の内の2つです。
これら2つは、重りの位置が上か下かという違いはありますが、どちらも股関節、膝、足首を曲げ伸ばしする運動です。
では、この2つの種目の違いを、全くトレーニングを知らない人にどうやって説明すれば良いでしょう?
めちゃくちゃ簡単にいうと、「しゃがむ」か「かがむ」かです。
スクワットがしゃがむ動作の練習で、デッドリフトはかがむ動作の練習です。
床からモノを拾うとき、しゃがみますか?それとも、かがみますか?
ここで大切なのは、どちらが正しいか誤っているかではなく、どちらも正しく出来るということです。
つまり、正しいスクワットとデッドリフトはヒトのカラダの設計上どちらも出来るのが良い状態です。
筋肉への効き方ですが、スクワット、デッドリフト、共にモモ前とモモ裏(お尻)に効きます。
しかし、しゃがむ動作のスクワットはよりモモ前に効き、かがむ動作のデッドリフトはよりモモ裏(お尻)に効きます。
実はまだまだスクワットとデッドリフトには違いや秘密がたくさんありますが、、、
それはまた別の機会に。
ちなみに、授業では平易な言葉で、わかりやすく「伝える」ということを大切にしており、
そこを意識して学生には指導練習を行ってもらいます。
トレーニング指導には当然トレーニング知識が必要です。
また、それだけでなく、相手に伝わる指導ができることも大切です。
適切な言葉を選び、
伝わるトレーニング指導、が出来るようになると、きっと選ばれるトレーナーになれるでしょう。