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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

究極のボランティア

教員Kわはらです

タイトルが、ネガティブな印象だったらすいません

今日は、今日も、まぢめなお話です。

あるボランティアのお話です。
でも、知力、体力を使ったり、がんばったりする要素が無いボランティアです。

生きている間はできないボランティアなんです。

そうです、
脳死状態になった場合に、臓器を提供するボランティアです。

7月17日に改訂された臓器移植法が施行されて、改めて注目されています。

みなさんは、自分が無くなった後、他人に臓器をあげることを考えたことがありますか?
ぜんぜん、他人事じゃないんですよ。
事故で、心肺は無傷だけど頭だけ損傷したり、脳の疾患によって脳死状態は起こります。
脳が機能しなくなるので、意識はもちろんなくなるし、身体を動かすことも、自分で呼吸をすることもできなくなって、そのうち心臓が止まります。
人工呼吸器などで、心肺機能をしばらくキープしたりできます。

どうせ死んでしまうなら、誰かの役に立ちたい、死んでも誰かの体の中で自分の臓器が生き続ける、などの賛成意見と、
死んでから、身体を切り刻まれるのはいやだ、脳死を人の死であると受け入れられない、などの反対意見があります。

また、自分自身が無くなった場合と、家族が無くなった場合では考えが異なるかも知れません。

一度家族みんなで話し合っておくべきことです。

あれ
絵文字をつけるゆとりもなく、まじめに語ってしまいました

臓器提供に関して、自分の意見をもったら、このカードを身につけておきましょう。
拒否する意思も、このカードで表明できますよ。

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